SNOW Contemporaryではスウェーデンのアーティスト、デヴィッド・ステンベックの⽇本初個展「ドリームランドスケープ」を開催する。

1978年スウェーデンのルンドに⽣まれたステンベックは、詩⼈、⽂芸評論および編集者として活動してきた。やがて彼は⾃⾝が思い描く詩の世界を視覚化すべく、3Dソフトを使⽤した作品を制作するようになる。それらの作品はしばしば幻想的であたかも「夢の中の⾵景」(ドリームランドスケープ)のように感じられる。

彼の⽣み出す⾵景は、空や雲、⼭や海まですべてCGI(Computer Generated Imagery)によって制作されており、私たちに現実と⾮現実、意識と無意識の境界が曖昧になるような錯覚をもたらす。

■開催概要

ステンベックは⾃⾝の作品について以下のように語っている。「私は、古典的な美術史をベースに、古い構造や概念に疑問を投げかけ、作り変え、古い定⽯をより現代的で親しみやすいものに更新していく仕事をしています。旧世界の崇⾼な理想を⽤い、⽬の前でモチーフを解体しながら、⼈体やその他の形象に導かれて、鑑賞者が構図に集中するようにしているのです」。

このように彼の作品は、古典的な美術から普遍的な要素を取り出して現代に甦らせる⼿法によって制作されている。また彼はdovneonというアカウントで数々の作品をインスタグラムに投稿しており、今や26万⼈を超えるフォロワーを得ている。そして現在では多くのファッションブランドや企業とのコラボレーションを各地で⾏なっており、国際的にもますます注⽬を集めているアーティストだ。

このように多くの⼈々を魅了するデヴィッド・ステンベックの⽇本初の個展となる同展では、ステンベック⾃⾝がセレクトした作品群を約10点、同時期に開催されるART FAIR TOKYOでも数点紹介する予定だ。

「ドリームランドスケープ」(英表記 Dreamlandscape)
アーティスト名:デヴィッド・ステンベック(英表記 David Stenbeck)
会期:2023年3⽉3⽇(⾦)〜4⽉8⽇(⼟)※⽇・⽉・⽕・祝⽇は休廊
会場:SNOW Contemporary / 東京都港区⻄⿇布2-13-12 早野ビル404
※ART FAIR TOKYO
3⽉10⽇(⾦)〜3⽉12⽇(⽇)
SNOW Contemporary / Booth S026