disguiseは、基幹ソフトウェア「Designer」の新しいAPIを公開した。このAPIは「Designer」ソフトウェアと外部アプリのコミュニケーションや連携を可能にし、用途に合わせたユーザーインターフェイスのカスタマイズやワークフローの自動化などオーダーメイドのプログラムに進化させることができる。disguiseのプラットフォームをより使いやすく、より効率的に進化させるこれらAPIは、新たに開設した「disguise Developer portal」からアクセスできる。
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■概要

disguise(ディスガイズ)は、世界的なビッグアーティストのコンサートビジュアル、そしてプリビジュアライゼーションを提供する先駆的なソリューションとして20年前に開発、これまでにさまざまな進化を続け、感動を呼ぶ高度な映像演出プロジェクトを多数実現してきた。

この度、新しいAPIのリリースで映像のリアルタイムプロダクションのカスタマイズを可能にし、用途に合わせたワークフローやユーザーインターフェイス、そして周辺アプリケーションとの統合を実現する。

「Designer」ソフトウェアの新しいAPIは「Designer」ソフトウェアと外部アプリのコミュニケーションや連携を可能にする。カメラのキャリブレーションやカラーコントロールなど、さまざまなカスタムソリューションを簡単に構築でき、複雑なビジュアライゼーションをシンプルなワークフローで実現できる。

disguiseはすでにDesignerアプリケーションとの統合を可能にする環境を提供していたが、この度の新しいAPIはよりシンプルなアクセスを実現する。APIを活用すれば、disguiseプラットフォームを特定のワークフローに合わせてカスタマイズするなど、プロジェクトにフィットするオーダーメイドのソリューションを構築できる。

新しいAPI がの使用例は、たとえば以下のようなものがある。

ショーコントロールを使いやすくカスタマイズ
ターゲットとなるワークフローの開発をシンプルにするAPIでユーザーインターフェイスを管理・制御し、disguiseオペレーターではない人でもショーコントロールの調整を可能に。ショーコントロールの合理化とアクセスしやすさを提供する。

カメラキャリブレーションをシンプルに
デバイスや場所を選ばずに、カメラ・キャリブレーションを実行できる。このAPIはリモートキャリブレーションコントロールを可能にするので、オペレーターがxRやVPステージに設置したカメラを自ら操作しながらキャリブレーションを行うことができる。

disguise サーバーのトータルコントロール
アプリケーション間の行き来を減らしてワークフローをシンプルにし、手数と時間を節約できる。このAPIは、開始、停止、再起動などのコントロールをシンプルな操作で実現。disguise のプロジェクトおよび RenderStream の制御を可能にする。

リアルタイムのステータス確認をサポート
既製の監視ツールで disguise システムのステータス表示をする、もしくはオリジナルのステータスUIを構築できる。このAPIは、全体的な稼働状況だけでなく、ゲンロックや各種通知などの詳細も表示でき、システムの監視を合理化する。

カラーコントロールを緻密に/パワフルに
カラーコントロールは経験豊富なカラーリストが色調整に特化したツールを使用して調整する、高度で熟練した分野である。このAPIは、Pomfortのカラーグレーディングツール「Livegrade Studio」を含む専門的な色調整アプリケーションから disguise でのカラーコントロールを可能にする。

disguiseのすべてのAPIは、OpenAPIで広く採用されているHTTPとJSONを使用して設計されたスケーラブルなソリューションであり、さまざまなワークフローに簡単に導入できる。

「Designerソフトウェア」最新版はこちらからダウンロード
https://download.disguise.one/JP

「Designerソフトウェア」のライセンス取得(disguise Cloud)
https://www.disguise.one/cloud/

「disguise Developer portal」から Designer の APIとそのドキュメントにアクセス
https://developer.disguise.one/