disguiseは、ISE 2023に出展。ピクセルパーフェクトなロケーションベース体験のためのビデオ再生ソリューションモデルとなるメディアサーバー「EX 3」を発表した。また、4K 60pの高精彩映像を最小限のレイテンシーで大規模に配信するための「IP-VFC」出力カード、メディア&エンターテイメント業界に最適化した「disguise Cloud プラットフォーム」の新しいアプリケーションなど、次世代へのアプローチも紹介。
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■「ISE 2023」における展示/デモ/ソリューション

disguise ISEブース(ゾーンB「5J300」)でプレビューされた製品は以下のとおり。

「EX 3」ビデオサーバー
https://www.disguise.one/en/products/ex
ロケーションベースの体験や固定設備向けに特別に設計された、新しいビデオ再生とピクセルマッピングのソリューションモデルである。Designer、disguise API、disguise Cloudのパワーとスケーラビリティを活用し、さまざまなアプリケーションや体験のニーズに対応する。

「IP-VFC」出力カード
https://www.disguise.one/en/products/vfc-cards/#ip
次世代のVFCカードは、最小限のレイテンシーで最大4K 60pのST 2110ビデオ信号出力が可能。外部変換なしで、より多くの色情報を持つリアルタイム・ビデオ制作を可能にする。また、これまで以上に大規模でインタラクティブな体験を提供するシステム構築にも対応できるようになる。

「Designer」アプリケーション
https://download.disguise.one/
放送、映画、テレビ、体験、ショーなど、さまざまなクライアントにピクセルパーフェクトな映像を提供する高度なプロダクションソフトウェアである。ISEでは、ユーザーがdisguiseプラットフォーム上で独自のツール構築を可能にする「disguise API」を展示。これはdisguiseのエコシステムを、よりテーラーメイドで現場のワークフローやオペレーターに最適化するソリューションへの扉を開くものである。

「disguise Cloud」クラウド・ソリューション
https://www.disguise.one/cloud
メディア&エンターテインメント向けに設計された初のエンドツーエンドのコラボレーション・エコシステム。2Dや3Dのプロジェクトでの合理的なワークフローを可能にする。最新のクラウドアップデートには、「クライアントプレビュー」を共有可能なリンクでシンプルに実現、「プレビズ機能」でより大きなコラボレーションを可能にする、などのアップデートが行われた。

「gx 3」メディアサーバー
https://www.disguise.one/en/products/gx/gx-3/
ライブエンターテイメントのための最もパワフルで汎用性の高いdisguiseのハードウェア「gx 3」は、高度なGPU処理能力により、フェイシャルトラッキング、シミュレーション、バッファ効果、あるいはIMAG用AIバックグラウンドなどのジェネレーティブな Notch のグラフィックスといった演出の新しい可能性を提供する。

「Porta」放送ソリューション
https://www.disguise.one/en/products/porta-px/
クラウドネイティブの放送ソリューション「Porta」の最新リリースも展示。「Porta」はUnreal Engineグラフィックスを再生するための簡単で直感的なデータ駆動型コントロールシステムで、主要なニュースルームシステムと統合され、放送制作用に特別設計されたpxレンダーハードウェアによって稼働する。