Mozillaは2024年5月31日以降、Mozilla Hubsの有料サブスクリプションサービスやデモサーバーを停止する旨のアナウンスを行った。詳細はMozillaからの公式アナウンスやMozilla Hubs公式Twitterを確認しよう。

▲X(旧:Twitter)Mozilla公式アカウントからのアナウンス

Mozilla Hubsの概要とその革新性

Mozilla Hubsは、Mozillaが開発したオンラインで使えるオープンソースの3D仮想空間のプラットフォームだった。特別なアプリや高価なVR機器を必要とせず、インターネットブラウザだけで利用できるメタバースを第三者が比較的簡単に開発できるのが特徴で、これを利用した様々なメタバースサービスが存在していた。

サービスの終了とその後の展望

Mozillaは2024年5月31日をもって、Hubsの有料サブスクリプションサービスやデモサーバーの提供を終了し、今後はオープンソースのコミュニティ版へ移行することを発表した。これにより、HubsはMozillaのサポートを受けずに、コミュニティによって運営されることになった。

DOORとは?

「DOOR」は、NTTコノキューが提供するブラウザ版仮想空間プラットフォーム。 2024年2月時点で累計総アクセス数1100万超、累計ユーザー数293万超、オリジナル空間制作数21万ルーム超※。 ブラウザでの簡易アクセス(専用アプリ不要)が特徴で、法人・個人問わず利用可能だ。 NTTオウンドメディアとしても利用しており、大規模イベントの開催や、教育・自治体での活用事例もある。
HP:https://door.ntt/
※コノキューが作成したもの、ユーザー制作のものの累計

Mozilla HubsからDOORへの移行

Mozilla Hubsのサービス停止を受け、DOORがMozilla Hubsの移行先・代替サービスとして注目されている。DOORはオリジナルルームの移行方法について発表しており、詳細な手順はDOORの公式サイトより確認が可能だ。

▼Mozilla HubsからDOORへのルーム移行手順
https://door.ntt/web/news/important9.html

NEWS監修_ますく

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