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国内で培ってきた実績を足場に<br />海外市場に挑戦する株式会社アニマ

国内で培ってきた実績を足場に
海外市場に挑戦する株式会社アニマ

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株式会社アニマには約100 名のスタッフが所属しており、ゲーム・映画・アニメ・ぱちんこ・フィギュア原型など、多彩なジャンルの3DCG を制作している。最近は特に海外市場の開拓に力を入れており、そのための体制強化に意欲的だ。「国内だけでなく海外案件にも柔軟に対応できる、プリプロダクションのチームを作りたいのです」と語る代表取締役の笹原晋也氏とプロデューサーの木村直人氏に、同社が目指す未来と、求める人材像について語ってもらった。

国内で行ってきた挑戦を、もう1 度、今度は海外で実践する

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『Celebrating 1 year of Bad Piggies!』
©2013 Rovio Entertainment Ltd. Angry Birds.

最近のアニマの代表作には、『ファイアーエンブレム 覚醒』、『MONSTERHUNTERPORTABLE 3rd』、『戦国BASARA3』(以上、ゲーム)や『ラブライブ』(アニメ)などがある。『幻影ヲ駆ケル太陽』(アニメ)では、原案・原作(共同)も担当した。(詳しいプロジェクトについては同社サイト参照)「1997 年の会社設立当初は、下請け・孫請けの案件を数多くお受けしていました。それから16 年以上を経て、現在はメーカー各社と直接やり取りをする機会が非常に多くなりました。国内市場においては、自分たちの足場を築くことができたと感じています」と笹原氏は語る。

その一方、海外市場では「まだまだインディーズ扱いされることが多い」とプロデューサーの木村直人氏は続ける。「我々のようなプロダクションが単独で海外に打って出る事例は珍しいと思います。海外では知名度が低いので、相手にされなかったり、無茶な条件を突きつけられることだってあります。しかし、だからこそ刺激的であり、自分たちの力で開拓していく達成感を得られる環境でもあるのです」。チャンスを掴むための攻めの姿勢を貫き、少しずつ実績を積み上げ、市場での認知度を高め、より良い条件を勝ち取れる会社へと成長していく。同社が国内で行ってきた挑戦を、もう1 度、今度は海外で実践していきたいと笹原氏は語る。

高い機動力を持つ、プリプロチームを結成したい

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アート、モデリング、アニメーション、エフェクトなどのチームがワンフロアに集結している。「スタッフどうしが声をかけやすいレイアウトにしています」と木村氏は解説する

同社のプロダクション工程は分業制を敷いているため、高いクオリティの映像を量産できる。しかし、プリプロ工程では品質や物量以上にスピードが重視される。このプリプロを担うスタッフの増強が現在の課題だという。キャラクターデザインやアートディレクションに対応できるアートディレクター、1 人で映像をまとめ上げる力を持つ3DCG のゼネラリスト、コンセプトアートを描ける2D ペインターなどを募集している。「最近は海外での営業力を強化しているので、年間に10 件程度の相談が入ってきます。本来であれば、それらに対して何らかの提案を返したい。けれども今は国内案件で手一杯で、チャンスを逃してしまう場合が多いのです」と笹原氏は解説する。前触れなく到来するチャンスへ迅速に反応し、コンセプトアートやプリビズなどの提案を即座に返すことができる、そんなチームの結成が急務だという。「高い機動力を持つ海外案件専門のプリプロチームを作ることが理想ですが、まずは現在のアートチームを増強することから始めたいと考えています。我々の協力会社は中国やシンガポールにもあり、現地へ直接指導に出向く機会もあります。そのため英語力のある方は歓迎しますが、必要に応じて通訳を付けることもできます」。さらに制作進行とエフェクト・アーティストも強化したいそうで、我こそはと思う人はぜひ応募して欲しいと木村氏は語る。

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表現力や制作スピードの向上を目指し、社内にモーションキャプチャスタジオを設立した。機材を運用するスタッフも社内に常駐している

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社内にあるリフレッシュルーム。いくつかある社内サークルのイベントにも活用される。右の壁面に並んでいるのは、写真サークルに所属するスタッフたちの作品だ

なお、同社は既に海外案件でも着実に実績を重ねつつある。2013 年9 月からYouTubeで公開されているアニメPV『Celebrating 1 year of Bad Piggies!』は、『Angry Birds』シリーズで知られるフィンランドのゲーム会社、ロビオ・エンターテイメントからの依頼だった。「本作を経験したことで、上質なクリエイティビティと粘り強い営業の両輪が稼働すれば、我々は海外案件でも力を発揮できるという確信を得ました。海外市場に興味がある方、挑戦してみたい方からの連絡を心よりお待ちしています」。笹原氏の言葉に共感する人は、ぜひ応募して欲しい。
最後に『Celebrating 1 year of Bad Piggies!』のプリプロダクション及びアートディレクションの仕事を少しだけ紹介する。 詳細についてはCGWORLD184号を参照してもらいたい。

『Celebrating 1 year of Bad Piggies!』
プリプロダクション~アートディレクション

『Celebrating 1 year of Bad Piggies!』のプリプロダクション。上の画像3枚はロビオから提供されたイメージボード。これらを基に、3DCGに落とし込んだときのルックなどが検証された。下の2枚は絵コンテだ。
本制作が始まる前にクライアントから提供されたイメージボードや資料から、アートワークに関する検証が行われた。クライアントから求められていたのは、グローバルイルミネーションを使ってレンダリングされたリアルな質感と、デフォルメされたクレイアニメーションのような質感との中間をねらったルックの中で、キャラクターをはじめとする登場アイテムの造形としての面白みを表現することだった。そして、もっともコンセプトづくりの中で挑戦的だったのが、グローバルな世界で通じる画づくりだという。「日本の映像制作ではあまり馴染みのない要素を、いかに落とし込んでいくかがチャレンジでした」と本制作に携わったスタッフは語る

クライアントから提供された資料などを基に、コンセプトが固まってきたところで、アニマのプロダクションデザイナーによって背景やキャラクターから小道具にいたるまで全てのアイテムのアートディレクションが行われた。本作におけるデザインワークのポイントは、いかに遊び心のある崩し方をするかという点だという。「そこいらのジャンクを適当に組み上げて、乗り物にしてしまったお馬鹿な感じ」を出すために、様々なリファレンス画像が集められている

左は、設定を基にモデラーが作成したピギーが乗った乗り物のモデルだが、このモデルに対し右のように、組み合わせた木材の歪みやマフラーの形状、グローブの大きさや変形具合など、プロダクションデザイナーがレタッチしながらディテールを組み上げている。


『Celebrating 1 year of Bad Piggies!』
©2013 Rovio Entertainment Ltd. Angry Birds.

TEXT_尾形美幸(本編)
大河原浩一(CGWORLD184号転載記事分)

PHOTO_弘田 充

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■募集職種
アートディレクター
3DCGデザイナー(ゼネラリスト)
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■待遇
月給180,000円~
(試用期間有、前職及びスキルを考慮の上決定します)
決算賞与年1回
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Profileプロフィール

(左から)
笹原晋也氏(代表取締役)
木村直人氏(プロデューサー)

株式会社アニマ

株式会社アニマ

1997年の設立以来、多彩なジャンルの3DCGを制作している。
独自資本の会社ゆえの柔軟な展開が持ち味で、国内の受注案件だけでなく、オリジナル作品や海外案件などにも精力的に挑戦している。2011年にはオリジナル作品の『CAT SHIT ONE』が、米国のVES アワードでノミネートされた。
http://www.studioanima.co.jp/
TEL:03-6824-9271(代)

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