「Adobe Magic～最新映像制作環境＆8K映像メイキング～」開催（ボーンデジタル）

NAB 2015にてPremiere ProやAfter Effectsの最新情報が公開され、気になる機能があるという人も多いかと思う。そこで、最新のアドビ映像制作環境を紹介するセミナー「Adobe Magic～最新映像制作環境＆8K映像メイキング～」が開催される。さらに同セミナーではゲストによるPremiere Proでの4K編集に関する紹介や、After Effectsによる8K映像制作メイキングなども予定している。
詳しくはこちら

■ 開催概要

開催日：2015年5月14日（木）
時間：17：00～20：00（開場16：30）
会場：アキバシアター（東京　秋葉原）
住所：東京都千代田区神田練塀町3　富士ソフト秋葉原ビル2F
参加費：無料 ※事前登録制
参加対象：映像制作に携わる人、ハイレゾ映像制作に携わる方もしくは携わる予定の人、Creative Cloudグループ版の導入を検討している人、ボーンデジタルとCreative Cloudを契約している人など
申込：こちらから

■ セッション内容

アドビセッション
Magic! Color! Make It! ～ NAB Show 2015次期アップデート先行公開
NAB Show 2015で先行公開となったAdobe Creative Cloud映像制作ツール。映像制作における革新的なテクノロジー「Magic」と、色彩表現をサポートする新機能「Color」、さらに制約の少ない映像制作「Make It」を中心とした強力な機能群を紹介。
ゲスト：古田正剛氏（アドビシステムズ）
福岡の映像制作会社で技術部と制作部に在籍後、ノンリニア編集システムの経験を活かし、1999年から編集システムメーカーの側でノンリニア編集製品の普及に携わる。2007年10月にアドビシステムズへ入社、マーケティング本部でAdobe Premiere Pro、Adobe After Effectsなど映像制作ツールを担当。映像制作製品関連の最新情報を提供する、Inブログも更新中。

Premiere Pro セッション
ポストプロダクションの動向とPremiere Pro
日々増えていく4Kを含むハイレゾリューション素材やRAW、Logといったデータをどう取り回していくのかといった点や、現在のポストプロダクションの動向と他社製品との使い分けなどPremiere Proの新機能を交え紹介。
ゲスト：石河慎一氏（MotionWorks）
TVニュースドキュメンタリーフィルム撮影助手からデジタルエッグにてノンリニア編集へ移行。神宮前スタジオを経て、2000年からフリー。CM、PV、TVグラフィック、ライブ映像、ドラマなど中心にAutodesk Flame Smokeによる映像合成、編集を主に行い、現在フリーランスとして活動の側ら、2014年に設立された城西日活ポストプロダクションにてオンライン編集に携わる。

After Effects セッション
Adobe After Effectsを用いた高解像度超低コストワークフロー -世界初の8k手描きアニメを一人と一台のPCで制作して納品した話-
早川貴泰氏が2005年に独自開発した「Adobe After Effectsを用いた高解像度超低コストワークフロー」について講演。IAMAS在籍時の2005年より高解像度環境におけるアニメーション表現の研究を開始し、高解像度手描きアニメーションを1人と1台のPCとAdobe After Effectsで制作する独自ワークフローを開発。2008年に制作した世界初の4K手描きアニメーション『塵芥集』、2010年には世界初の8K手描きアニメーション「九州国立博物館イメージアニメーション」はそれぞれ、前述のワークフローを用いて制作を行なった。さらに、現在も8Kのアニメーション作品を制作中だ。どのようなコンセプトとどのような方法論でそれらを実現したか、また4Kや8K映像には今後どのような可能性があるのかについての独自の意見など、映像作品の紹介も交えながら、解説、実演を行う。
ゲスト：早川貴泰氏（アーティスト／映像ディレクター）
1979年山形県天童市生まれ。IAMAS修士課程修了。「アート/デザイン」と「教育」というキーワードを軸に、それらの融合領域において様々な活動を行っている。映像作家としては、高精細環境でのアニメーション表現の可能性を探求している。2008年に制作した世界初の4K手描きアニメーション『塵芥集』がSIGGRAPH 2009　The Computer Animation Festivalに選出された。また2010年には世界初の8K手描きアニメーション「九州国立博物館イメージアニメーション」を制作。九州国立博物館「シアター4000」にて現在も上映中。個展「Asian Animism and Animation」（Bangkok / Thailand / 主催：国際交流基金）をはじめ、国内外での展示・上映、受賞、コラボレーション、講演、ワークショップなど多数。