今年で23年目を迎える、日本最大の子どもたちの世界映画祭「キンダー・フィルム・フェスティバル」が、8月11日より会場を渋谷に移し、みんなで観る映画祭「キネコ国際映画祭2015」として、開催される。

■ 「キネコ国際映画祭2015」について

開催概要
1歳からデビューできる、世界で一番やさしいキネコ国際映画祭。親子3世代で楽しめる世界の映画やアニメを、その場で日本語に吹き替える「ライブシネマ」で上映。臨場感たっぷりで字幕が読めない子どもたちでも外国映画を楽しめ、『きかんしゃトーマス』、『ピングー』、『しまじろうのわお!』など身近なアニメと共に、世界のアートフィルムを体験できるプログラムとなっている。視覚や聴覚にハンディのある子どもたちにも、大きなスクリーンで映画を観る楽しさを届けるため今年から字幕・音声ガイド付きのバリアフリー上映(※対象:コンペティション作品)も開始。来日ゲストによる映像ワークショップの他、声優体験などのイベントもたくさん。本物を体感し、未来へつながる経験ができる場を提供していく。

期間:8月11日(火)~15日(土)
会場:渋谷区文化総合センター大和田さくらホール、シダックス・カルチャーホール(渋谷)
上映部門:1歳からの映画デビュープログラム(短編)/5歳からの世界のアートフィルムプログラム/長編デビュープログラム/大人も楽しむキネコプログラム/イスラエルの子ども映画特集/特別上映『ice Cream』(原題)/ワークショップ(声優体験、日本や海外ゲストによるアニメーション製作などの予定)
コンペティションにて、内外の長・短編作品10作品前後の上映。イスラエルの子ども映画特集(2015年特別企画)。特別上映作品・ワークショップ(日本および来日ゲスト、ライブ吹き替え体験)。
前売り券: ※7月上旬よりチケットぴあで発売予定
子ども(3歳~17歳)500円/おとな(18歳以上)1000円/2歳以下
当日券:場 子ども(3歳~17歳)700円/おとな(18歳以上)1300円/2歳以下
※1プログラムの料金(各回完全入れ替え制)

世界各国の秀作ほか、戦後70年の今年はイスラエル特集
コンペティション部門は、ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門、モントリオール国際子ども映画祭、そして世界最古の子ども国際映画祭である、チェコのズリーン国際子ども映画祭、今世界で一番勢いのある子ども映画祭であるオランダ・アムステルダムのシネキッド映画祭などの映画祭に足を運び、その他、世界各地の映画祭の推薦する作品の中から、10作品前後の上映となる。特別上映としては、二つの話題作が登場。まずは、子どもたちに大人気な『ひつじのショーン』の7月4日公開の劇場版『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』のプレミア上映、そして、8月15日公開『ふたつの名前を持つ少年』ナチスの手から逃れようと、8歳のユダヤ人少年がたった一人で3年の月日を生き抜いた感動作(いずれも、配給:東北新社、Presented byスターチャンネル)の公開直前上映が決まっている。

『Mr.Hublot(原題)』
©ZEILT productions - WATT frame - Arte France
短編アニメ ルクセンブルグ/12分/2013/セリフなし

■ 関連 URL

・「キネコ国際映画祭2015」
 http://www.kinder.co.jp