Unity Technologies、開発者のためのVR／ARカンファレンス「Vision Virtual and Augmented Reality Summit」を開催決定（ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン）

マルチプラットフォーム向け統合開発環境「Unity」を提供するUnity Technologiesは、VRとAR製品の開発に焦点を当てたカンファレンス「Vision Virtual and Augmented Reality Summit」（以下、Vision Summit）を新たに開催することを発表した。Vision Summitは、2016年2月10～11日に米国・ロサンゼルスのロウズハリウッドホテルで行われる。
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■ VR（Virtual Reality、仮想現実）、AR（Augmented Reality、拡張現実）とは

VRは、コンピューターグラフィックスや音響効果を組み合わせ、まるで現実かのように体験できる仮想現実を作り出す技術。VRでは没入型ヘッドマウントディスプレイ、ヘッドフォン、入出力デバイスなどを使って、空想の世界へ入り込んだような没入感を得ることができる。また、ARは現実世界に情報を付加して拡張する技術。ARではスマートグラスなどを使って現実とバーチャルをリンクさせることができる。昨今のVR／AR技術の急速な発展は、デジタルコンテンツと人の関わり方にとって多くの新しい可能性を開拓している。また、VR／AR技術は、おもに商業、娯楽、教育などの分野で、かつてテレビからインターネットへと移行したときのように大きく新しい変化をもたらす力を持っている。Vision Summitは、そのようなVR／AR技術の現在と未来を一望し、開発者がこの刺激的なチャレンジを通して新しい可能性の探求ができることを主眼としたイベント。Unity TechnologiesのCEOであるジョン・リカテロ氏は「VRとARは、テクノロジーやエンターテインメントと私たちの関わり方を大きく変えるものです。Vision Summitは、この技術がどれほど大きな変革をもたらし得るのかを議論、探求するために最高のブレーンが集まる場所となります」と述べている。

■ VR／AR技術のデモンストレーション、幅広いテーマを扱った講演、パネルディスカッションを予定

Vision SummitにはUnity Technologiesとともに、Oculus、Qualcomm Connected Experiences、Sony Computer Entertainment、ValveといったVR／AR技術の発展にとって最も重要な企業が参加し、その技術のデモンストレーションを行う。また、Vision Summitでは、VR／AR開発の概念的なデザインや実用的な方法、技術に関する深い掘り下げ、さらにはどうインターフェイスを設計・実装し、没入感のあるコンテンツを作り出すかという開発者が直面する問題などを幅広く扱った講演やパネルディスカッションを行う。講演者の公募も行なっているので、Vision Summitでの登壇に興味のある人はこちらを参照すること。
また、Vision Summitでは、世界中でVR／AR体験を開拓している開発スタジオを対象に、ゲーム、映画／インタラクティブストーリー、デモシーンのアワードを開催。アワードのルールやカテゴリ、賞の内容など、詳細は追って後日公開される。