CG/映像クリエイターのためのスキルアップ講座『CGWORLD +ONE Knowledge』。

HULUジャパンでこの夏配信予定のシリーズ「ピッグ - 丘の上のダム・キーパー」の監督を務めているエリック・オー氏による『トンコハウスのアニメーション講座<ライブデモ>』を6月15日(木)に開催します。

お申し込み/詳細はこちら

講座概要

講座名:
トンコハウスのアニメーション講座<ライブデモ>
ピクサーで養われ、トンコハウスで進化したアニメーション哲学を元ピクサーアニメーターのエリック・オーが伝授

開催日:
2017年6月15日(木)18:00〜21:00

講師:
映画監督・アニメーションディレクター
エリック・オー 氏

アメリカ合衆国・カリフォルニア州在住のアニメーター・監督。韓国のソウル大学にて美術を専攻、学士資格を修めた後、UCLAにて修士号を取得。2010年にピクサー・アニメーション・スタジオに就職。アカデミー賞受賞作品である「メリダとおそろしの森」、「インサイド・ヘッド」、「ファインディング・ドリー」等にアニメーターとして携わる。2015年のアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた短編映画「ダム・キーパー」では、作画監督を務めた。現在は、HULUジャパンでこの夏配信予定のシリーズ「ピッグ - 丘の上のダム・キーパー」の監督を務めている。

内容:
■前半-講義
ファインディング・ドリーのタコのキャラクター、ハンクのアニメーションで米アニー賞にノミネートされた、元ピクサーのスターアニメーターのエリック・オーがアニメーションの基本哲学を伝授します。 アニメーションとはただキャラクターを動かすのでなく、演技をすること。実写映画でいえば役者の役割を担います。世界最高峰のCGアニメスタジオ、ピクサーで叩き込まれたこの基本哲学を、実例を使って講義します。

ピクサーのキャラクターがなぜ世界中でこんなにも愛されているのか。それは「見た目が可愛い」とか、「お話が面白い」だけでは説明できません。そこにはキャラクターにアニメーターが「命を吹き込む」作業があるからです。手書きアニメもCGアニメでも、その哲学は変わりません。作画監督を務めた短編『ダム・キーパー』、そして監督を務めたトンコハウスの次回作『ピッグ・丘の上のダム・キーパー』を例に使って、手書きアニメーションもCGアニメーションも大事なことは全く一緒であることを講義します。

■後半-ライブデモ
トンコハウスが制作中の劇場CG映画『ダム・キーパー』のCGテストを元に、本作でアニメーションディレクターを務めるエリックが目の前で、一見よくできているアニメーションをどのようにしたらピクサーレベルに持っていけるのか、CGアニメーションの上から、手描きアニメーションで直していく、普段滅多に見れないライブデモを行います。

■通訳
トンコハウス代表の堤大介がエリック・オーの講義・デモの通訳を務めます。
ピクサー時代からエリックを知り、短編ダムキーパーの時は監督と作画監督の間柄で、絶大の信頼で結ばれている二人だからこそ実現する通訳。
ただ単に英語から日本語に翻訳するのでなく、ピクサー、そしてトンコハウスの哲学を誤解なく日本のクリエーターにお話しします。
日本での制作を予定している劇場映画版『ダムキーパー』への参加に興味がある方は是非とも逃せない講義です。

参加費:
12,000円(税別)

定員:
162名

お申し込み/詳細はこちら

受付中の講座

アート・オブ・アーロン・ブレイズ in 東京:1日目
アーロン・ブレイズに学ぶ野生動物の描き方とクリーチャーデザイン

開催日:2017年6月17日(土)14:00〜17:00

内容:野生動物のイラストレーター、クリーチャーデザイナーとしてのこれまでの活動についてお話しします。また、実例や比較解剖学などを交え、動物のイラストの基本について詳しくお話しします。
現実に存在する動物、想像上の動物の両方についてアーロンの手法をはじめから最後までお見せします。

お申し込み/詳細はこちら

アート・オブ・アーロン・ブレイズ in 東京:2日目
アーロン・ブレイズに学ぶアニメーションにおけるアピールとキャラクターデザイン

開催日:2017年6月18日(日)14:00〜17:00

内容:ウォルト・ディズニー・アニメーションでの経験から、アニメーションの基本についてお話しします。
特に、キャラクター・デザイン、タイミング、スペーシングによってアニメーションを魅力的にする方法に解説します。

お申し込み/詳細はこちら

マットペイント講座
ビル破壊のトラディショナルな表現

開催日:2017年6月15日(木)18:00〜21:00

講義の前半では今まで参加した作品の実際のマット画を見ていただき、どのような手法で制作をしたのか解説します。
  後半はビルの破壊を題材に実際のマットペイントの工程(ビル破壊の魅力的な表現方法)をデモンストレーションしながら解説します。

お申し込み/詳細はこちら