2017年9月26日(火)、「Autodesk Maya 2018 ローンチセミナー」が開催される。様々なアップデードが加わったMayaの最新機能の紹介や、映像制作からゲーム制作まで広く普及するプロジェクト管理ツールSHOTGUNの最新アップデート情報、さらにはAutodesk標準レンダラとなったArnoldが利用できるクラウドレンダリングサービスを展開するマイクロソフトAzureまで、最新テクノロジーが紹介される。またユーザー事例としては、オー・エル・エム・デジタルより、VFXディレクター小俣隆文氏、ソフトウェアエンジニア市川翔大氏、両名が登場し、映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』を題材に、MayaおよびArnoldの事例が紹介される。セミナー後は懇親会も予定されている。
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■プログラム

16:00~16:15:Autodesk Maya最新機能紹介
登壇者 ボーンデジタル サポート 吉田ひろみ氏
16:15~16:30:SHOTGUN最新アップデート情報
登壇者 ボーンデジタル サポート 時任友興氏
16:30~17:00:Microsoft Azureではじめるクラウドレンダリング
登壇者 日本マイクロソフト HPC Tech リード 田中 洋氏
17:00~18:00:『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』Maya Arnold事例紹介
登壇者 オー・エル・エム・デジタル VFXディレクター 小俣 隆文 氏 ソフトウェアエンジニア 市川翔大氏
18:00~20:00:懇親会

■セミナー内容

Microsoft Azureではじめるクラウドレンダリング
2017年5月10日より、米オートデスクは、マイクロソフトのAzure Batch Rendering Platform上で、拡張性の高いクラウドベースの最新レンダリングサービスのプレビュー提供を開始した。今後、Maya、3ds Maxの統合プライグインとしてAzure Batchに直接データを送り、オンデマンドでArnoldなどのレンダリング機能を利用できる。予測外の需要が発生しても、信頼性が高いクラウドレンダリングを、必要な容量だけ従量課金で利用できるようになり、複雑なITインフラとライセンス管理は不要、そしてコストを効率的に管理できるようになる便利なクラウドレンダリング。この新しいクラウドサービスについてマイクロソフトより紹介。
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』Maya Arnold事例紹介
OLMデジタルでは『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』制作にあたり、Arnoldを採用した。同セミナーではデザイナー、エンジニアより制作事例を各々の目線で紹介。まずデザイナーサイドよりArnold導入の経緯、スタンドの制作、Arnoldを使用した制作ワークフローについて説明。次にエンジニアサイドとして、インハウスシェーダーである宝石用のシェーダーolmJewelの開発を紹介する。『ジョジョ』ではAnorld4を使用していたが、現バージョンであるArnold5との比較も解説する。そのほか、開発中のやりとりや苦労話も。

■イベント概要

日時:2017年9月26日(火)
時間:セミナー16:00~18:00(開場9:45)
懇親会:18:00~20:00
参加対象:映像、映画、VFX、ゲーム、その他CGコンテンツ制作者、Mayaに興味がある人
参加費:無料 ※事前登録制
会場:ワテラスコモンホール
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町2丁目101番地