埼玉県は、10月6日(土)から、SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアムにて、企画展「あそぶ!ゲーム展 ステージ3:デジタルゲーム ミレニアム」を開催する。同展は、3回シリーズの展覧会「あそぶ!ゲーム展」の第3回目(ステージ3)となる展覧会。映像コンテンツとしてのデジタルゲームの進化史を解き明かすとともに、デジタルゲームに使用されている映像技術などについて解説する。今回の「ステージ3」では、1991年から2001年までのデジタルゲームに焦点を当て、当時、家庭用ゲーム新時代の到来を告げた「プレイステーション」をはじめ、一大ブームを巻き起こした『バーチャファイター』や『鉄拳』などの格闘ゲーム、『太鼓の達人』などの音楽ゲームを特集。50以上のゲームを実際に遊べるかたちで展示するほか、解説パネルや開発者のインタビュー映像などで、各ゲームのしくみや時代背景を詳しく紹介する。

■見どころ

総ゲーム数50以上! 学んで遊べる!
90年代を代表するアーケードゲーム、家庭用ゲームを、実際にプレイできるかたちで展示(※一部のゲームは展示のみ)。子どもから大人まで、遊びながら学べる展覧会。 「プレイステーション」、格闘ゲーム、音楽ゲームの特集コーナー
家庭用ゲーム機に変革を起こした「プレイステーション」に加え、一大ブームを巻き起こした格闘ゲームや音楽ゲームを、開発者のインタビューや貴重な開発資料などで紹介。
ゲームのしくみを詳しく解説
デジタルゲームが動くしくみや使用されている映像技術について、実際のゲーム機を題材にわかりやすく解説。
イベントも多数開催!
会期中は、ゲームデザイナーやゲーム研究者たちを迎えて、対戦イベントやワークショップなど、多数の関連イベントを開催予定(詳細は随時公式サイトにて発表)。

■展示内容

1)格ゲー戦国時代
ゲームセンターを中心に、一大ブームを巻き起こした対戦格闘ゲームを特集。
2)ジャンル細分化時代のデジタルゲーム
育成ゲームやノベルゲームなど、新しいジャンルのゲームや、人気キャラクターが活躍するゲームを紹介。
3)「プレイステーション」による変革
全世界での累計生産出荷台数が初めて1億台を突破、社会現象を巻き起こした「プレイステーション」を特集。
4)32ビット機戦争と広がるデジタルゲームの楽しみ方
熾烈なシェア争いを繰り広げた32ビット家庭用ゲーム機と、インターネットの普及などによって、楽しみ方を広げたデジタルゲームを紹介。
5)ゲーセン転換期のアーケードゲーム
家庭用ゲーム機市場の拡大にともない、岐路に立たされた90年代後半のアーケードデジタルゲームを紹介。
6)躍動する音ゲー
90年代後半にゲームセンターに登場し、当時の音楽シーンとリンクしながら人気を博した音楽ゲームを特集。
7)21世紀の始まりを告げる家庭用ゲーム機
DVDビデオ再生機能の搭載や、ネットワーク機能の強化など、マルチメディア機として高性能化する21世紀初頭の家庭用ゲーム機を紹介。

■展覧会概要

展覧会名:あそぶ!ゲーム展 ステージ3:デジタルゲーム ミレニアム
会期:2018年10月6日(土)~2019年4月7日(日)
会場:SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム
開館時間:9:30~17:00 (入場は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
料金:大人510円/小中学生250円(常設展示も見ることができる)
企画監修:遠藤雅伸(ゲームデザイナー)/馬場 章(学校法人 滋慶学園 名誉教育顧問)
イラストモデル制作:オガワコウサク(チームグリグリ)
協力:秋葉原ナツゲーミュージアム/株式会社SNK/株式会社ensoku/おにたま(OBS Live)/株式会社ケイブ/酒缶(ゲームコレクター)/株式会社三栄書房/上海アリス幻樂団/株式会社スパイク・チュンソフト/株式会社セガ・インタラクティブ/株式会社セガゲームス/ソニー・インタラクティブエンタテインメント/株式会社タイトー/高井商会/株式会社バンダイ/株式会社バンダイナムコエンターテインメント/株式会社ポケモン/ローリング内沢(ゲームライター)/他
主催:埼玉県
後援:埼玉県教育委員会/川口市/川口市教育委員会
企画:株式会社デジタルSKIPステーション
問合せ:映像ミュージアム 048-265-2500
HP:http://www.skipcity.jp/vm/game3