「Houdini HIVE at SIGGRAPH ASIA 2018」が開催される。
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■スケジュールと内容
9:00「FX in Titan Battle in Avengers: Infinity War」
Matt Aitken氏(WETA)
Matt Aitken氏はWeta Digitalにおける『Avengers: Infinity War』でのVFXスーパーバイザで、今回は惑星タイタンでのサノスとの最終対決の部分に関して講演する。この戦闘においては、抽象的なものから物理的に妥当なものまで複雑なFXが多数含まれているが、Matt氏は、WetaがHoudiniをいかに活用し、シーケンスに必要な包括的なFXを一貫して、また自信を持って生成した方法を説明する。
10:00「H17 Showcase Part 1 | Beyond VFX」
Rob Stauffer氏(SideFX)
Rob Stauffer氏は、Houdini 17での新しいVellumワークフロー、特に、布パネルを一から作成、シンプルなシャツを作成、衣服を重ね合わせる設定方法、レザー、ジーンズ、シルクなどの異なる素材タイプを達成する方法を紹介。
11:00「プロシージャルハードサーフェスデザイン」
齋藤 彰氏(株式会社ポリフォニーデジタル)
齋藤氏は、個人プロジェクトであるハードサーフェスデザインにおけるHoudiniのVoronoiツールを元にした様々な技法について紹介。
12:00「セルルックCGでの流体エフェクト作成テクニック」
都築賢人氏(株式会社ポリゴン・ピクチュアズ)
セルルックでの流体エフェクト作成テクニックを始め、Fluid Solverをプロジェクトに合ったスタイルにカスタマイズ、プロシージャルアニメーションで流体表現するアプローチについて紹介。
13:00「Houdiniでのアルゴリズミックデザイン」
堀川淳一郎氏(Orange Jellies)
堀川氏は、HoudiniとVEXスクリプトを使用したアルゴリズミックデザインと呼ばれるアルゴリズムを元にした幾何学デザインのアプローチを紹介、幾何学デザインにおける機械学習の使用など、アルゴリズミックデザインの将来的な可能性を示す。
14:00「H17 Showcase - Part 2 | Beyond VFX」
Rob Stauffer氏(SideFX)
Rob Stauffer氏は、破壊ショットのセットアップとア演出を容易にする、新しい素材ベースの破壊ツールを紹介。このワークフローには、コンクリート、ガラス、木材などの素材を事前に破砕するためのツールが含まれ、シミュレーション中に素材がどのように破壊されるかを制御するための制約ネットワークが自動的に作成される。
15:00「Houdini Rendering & De-noising」
Mark Elendt氏(SideFX)
Mark Elendt氏は、Mantraなどプロフェッショナルレンダラーがどのように動作し、レンダリング実行中になぜノイズが発生するのかについて説明。Houdini 17で使用可能なOptiXデノイザなど、さまざまなノイズ除去アルゴリズムについて紹介する。
16:00「The Virtual Form」
Luigi Honorat氏(武蔵野美術大学)
Houdiniを使用して彫刻とCGIの2つの媒体を橋渡しする方法について掘り下げていき、コンピュータグラフィックスを使用した新しい彫刻と作成方法の探求について紹介。
■開催概要
開催日:2018年12月6日(木)
時間:9:00~17:00
会場:東京国際フォーラム Hall G 6階 G602号
※登録ブース脇のエレベーターで6階へ
参加費:SIGGRAPH ASIA 2018への入場PASS(Visitor PASS以上)が必要。詳しくはこちら