ビジュアル・フューチャリストと呼ばれ、自動車から都市計画、SF映画やアニメまで「未来」をデザインする巨匠シド・ミード。彼が60年にわたるキャリアの中から厳選したオリジナル作品50点を一堂に展示する回顧展「PROGRESSIONS」が、2019年春に東京で開催される。日本での個展は34年ぶりだが、同展は2012年から全米各地を巡回してきた全く新しいもので、米国以外では初公開となる。東京会場では日本独自の展示企画が加わり、総数100点超を予定。
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■開催概要
会期:2019年4月27日(土)~2019年5月19日(日)
会場:アーツ千代田 3331/1Fメインギャラリー
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
JR秋葉原駅電気街口より徒歩8分
時間:11:00~20:00 会期中無休(館内施設は火曜定休)
料金:一般2,000円、学生(大学生・専門学校生以下)1,000円、小学生以下 無料
シド・ミード/ビジュアル・フューチャリスト
1933年7月18日、アメリカ合衆国ミネソタ州生まれ。フォードのカーデザイナーとしてキャリアを出発させるが、1970年に独立。未来志向でリアルなビジョンの数々は、彼を瞬く間に世界的なインダストリアルデザイナーへと押し上げる。その活躍はプロダクトデザインの領域に留まらず、1979年から始めた映画美術の仕事でも優れた成果を上げた。『スタートレック』(79)、『トロン』(82)、『ブレードランナー』(82)、『2010』(84)、『エイリアン2』(85)、など、いまや誰もが知るSF映画の名作を手がけるレジェンド的存在である。近年も『ブレードランナー2049』(17)への参加が話題を呼ぶ。