グローバルクリエイティブコミュニティ「Trojan Horse was Unicorn」(通称THU)は、ソニー株式会社(以下、ソニー)の次世代を担うクリエイターの育成を通じて新たな感動の創出を推進する活動プラットフォーム「Sony Creators Gate」と手を組み、デジタルエンタテインメント業界における垣根を越えた"次世代の才能"を全世界規模で探すためのグローバルクリエイターコンペ「Sony Talent League(ソニータレントリーグ) by THU」を開催。12月17日(木)26時(ポルトガル時間17時)から配信されたオンライン番組『Kanpai! Live』特別編において、そのファイナリスト3名を発表した。
■ファイナリストについて
Tabitha Karaba(ケニア)、Lydia Mugure(ケニア)
プロジェクト名『Kawia's Adventure』
アフリカのサバンナを舞台に、時間を超えて古の踊りを体験し、失われた古代の魔法の土地を見つけ出すファンタジーRPG
Dilruba Tayfun(オランダ)
プロジェクト名『Togather』
自然界から小枝や落ちた花などを収集しデジタイズする「ギャザラー」と、それらをPhotoshopのブラッシュとして展開する「ツール開発者」がオンライン上で協業し、有機的な美しさを持つ自然とデジタルの創造物を提供するデジタルプラットフォーム
Stephan Rumping(オランダ)、Alexandra Van Caloen(スイス)、Christoph Graf(ドイツ)
プロジェクト名『Icebreakers』
2次元の"マンガ"のスタイルとストーリー性にVRを融合させ、ダイナミックで立体的な視覚表現で古代文明の世界を体験することができる
今回発表された3組のファイナリストは、最大12,500€(日本円で約157万円)の制作資金提供を受けるとともに、2021年1月4日(月)から10週間に渡る著名クリエイター陣のメンターシップを受ける権利が与えられる。メンターンシップでは、塩田周三、アリスター・トンプソン(Epic Game / イノベーションラボ主任)、スコット・スタフォード(Pollen Music Group / 作曲家、サウンドスーパバイザー)、サリー・スレード(Magnopus / AR・VRディベロッパー)、水口哲也(EDGEof / CEO、ゲームデザイナー)、ピーター・ラムジー(映画監督)、デビッド・オライリー(アーティスト / 映像作家、ゲームディベロッパー)、キム・ジョンギ(グラフィックアーティスト)、サラスワティ・バルガム(Dancing Atoms Films/作家、映画監督、クリエイティブプロデューサー)、フィル・ロード & クリス・ミラー(Sony Pictures Animatio/プロデューサー)、タイリー・ディリヘイ(Sony Pictures Animation/ディレクター)、クレイグ・ベリー(Sony Pictures Animation/ディレクター)、クリス・パーン(Sony Pictures Animatio/ディレクター)、シャロン・ブリッジマン(Sony Pictures Animation/ディレクター)などが、それぞれの専門分野を生かしてファイナリストたちにアドバイスをおこない、アイデアの実現を支援する。
さらに、より多くのクリエイターやそれを志す人たちにとってもこのメンターシップが成長の糧となるよう、THUではメンターたちの鋭い視点や的確なアドバイス、そして3組のファイナリストたちがアイデアを形にしていく過程を、連作教育コンテンツとして公開。THUの公式サイトにて無料発信する予定。そして、メンターシップが終了する3月、彼らのアイデアへの一般投票がおこなわれ、3組のファイナリストの中からグランプリチームを選出。グランプリチームには賞金10,000€(日本円で約125万円)と「THU Japan 2021」のチケットを進呈する。