SAFEHOUSEの背景アーティスト松島友恵氏と鈴木卓矢氏による『ストーリーを伝える背景モデリング~世界観と印象を表現する為のシーン構築法~』が11月15日(月)にライブ配信講座を開催します。

この講義では、世界観や印象を伝えるためにどのようにモデルをレイアウトし画を作っていくのか。鈴木卓矢氏との対話形式で、背景が持つ役割を体系的に解説します。

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講義の詳細

この講義では、世界観や印象を伝えるためにどのようにモデルをレイアウトし画を作っていくのか。鈴木卓矢氏との対話形式で、背景が持つ役割を体系的に解説します。

また、ソフトウェアやツールの解説ではなく、自分が見せたい印象を観客に伝えるために具体的にどのように画面を組み立てていくのか、画面構成の考え方をお話しします。

実際に映画、絵画の事例から鑑賞者がどのように画面から印象を読み取っていくのか、日常的に行っているアートスタディの方法を解説します。

さらにオリジナル作品を解説しながらストーリーが伝わる背景とは何か、画面から人に伝わる印象とは何か、アイデアやテーマはどのように生まれるのかも解説していきます。

本講座を通して実践的な背景の画作りの方法と、オリジナル作品を作るヒントを得ることが出来ます。

講師の紹介

松島 友恵 氏:
武蔵野美術大学映像学科卒業
学生時代は映像の表現を学び、大学在学2年次に鈴木卓矢氏の背景モデリング講座を受講したことをきっかけに同氏を師事。
在学中は同氏からモデリングの基礎や背景制作の画作りを学ぶ。
大学の卒業作品として制作したデモリールがRookie Awards 2019でグランプリを受賞。その後ASIAGRAPH TOKYOやDigiCon6 ASIAなど国内のコンペティションで受賞。
現在は SAFEHOUSE inc.にて背景アーティストとして活動。
これまで携わった作品は「オルタード・カーボン:リスリーブド」「BIOHAZARD INFINITE DARKNESS」等

鈴木 卓矢 氏:
SeniorArtistとしてBlizzardEntertainmentのCinematics部署で背景のデザインからモデリングまでを担当し多くの作品に携わる。
現在はドイツでArtDirectorとしてリアルタイム映像制作で活躍しているErasmusBrosdauとタッグを組んで、SAFEHOUSE inc.を設立。
社内では後進を育てる為に自身の経験を基にしたBlizzardと同じ環境レベルでのアーティスト教育を行っている。

カリキュラム

■静止画を読み解いていく
静止画と動画の演出アプローチの違い、具体的に観客はどのように画面を見ていくのかを作例を元に解説します。
視線の流れとその理由を理解する事で今後のアートスタディや作品制作に応用することが出来ます。
また、背景の役割を解説し、背景レイアウトに応用できるtipsを解説していきます。

■作品制作の流れ
作品制作を①アイデア②演出の決定③リサーチ④実作業の4つの流れに分け、それぞれの手順を解説していきます。
実作業では3DCGでの画面の「ノイズ」をどう減らしていくか、画面の質量とバランスの考え方を深掘りしていきます。

■パーソナルワークを元に実践的な画作りを解説
2つのオリジナル作品を元にアイデアから構図の決定、具体的な背景モデルでのアプローチ、作品のブラッシュアップの方法を解説します。

対象者

作品を制作している学生の方、背景モデリングに興味がある方

開催概要

開催日時:2021年11月15日(月)18:00-21:00
講義時間:180分 ※休憩も含みます
アーカイブ配信:あり
※期間限定
※アーカイブ配信は後日準備ができたらメールにてご案内します
価格:8,000円(税抜)

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