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東映 ツークン研究所、リアルタイム実写合成システム「Previzion」を国内で初導入(東映)

東映 ツークン研究所は、リアルタイム実写合成システム「Previzion」を国内で初めて導入したと発表した。



■ 「Previzion(プリビジョン)」概要

「Previzion」は、米国Lightcraft Technologyが開発したシステムで、従来のワークフローでは撮影後の処理になっていた背景合成を撮影現場で実現するものだ。専用のマーカーを配置・計測してスタジオの空間情報を「Previzion」ヘ移行。センサーカメラでマーカーを常に補足することによって、リアルタイムのトラッキングを可能にし、スタジオで実写に合わせながら、合成処理を行なうことができる。生成されるCGは非常に高精細であるため、合成結果をそのまま完パケとして使用する事も可能となり、ポストプロダクション作業が効率化され、予算や時間を大幅に削減する事が可能だ。また、必要なエフェクトの確認なども合成結果を見ながら決めることができるようになり、クオリティアップにも貢献できる。
現在、米国では「Previzion」の活用が大幅に拡大しており、Sony Pictures Television制作『PAN AM』やDisney-ABC制作『Once Upon A Time』などのTVドラマ制作で非常に大きな成果を挙げている。その成果が評価され、昨年のエミー賞では技術賞を獲得。また、米国の大手ポスプロ会社であるZOICが本システムを導入し、カナダ・バンクーバーに専用スタジオを持ち、TV作品の仕事を引き受けて運営しているなど、今後のTVドラマ制作ではさらに多くの作品で活用されると考えられている。映画制作においても『アリス・イン・ワンダーランド』などの作品で実績も確実に増えつつある。さらに世界各国のポスプロ会社が「Previzion」を導入し、従来の合成作業からの脱却を進めている。また、幅広く斬新な映像表現、多くの確認作業が求められるCM制作においても、新しい制作手法を実現するシステムとして注目されている。

■ 関連 URL

・東映株式会社ツークン研究所
 http://www.zukun-lab.com
・東映株式会社
 http://www.toei.co.jp



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