ティー・ワイ・オーは、VRソフトウェアの開発を行うディヴァースとの間で、Convertible Equity(CE型新株予約権)による40万USドル(約4,500万円)の出資契約を締結した。

■概要

ディヴァースは、次世代端末として話題のヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD)を使用するバーチャルリアリティ(VR)制作ソフトウェア「SYMMETRY alpha」などを開発しており、誰もが簡単にVRコンテンツを制作して楽しむためのソフトウェア構築を早急に進めている。TYOでは、ディヴァースの開発体制が強化されることでVR分野におけるソリューションサービスのさらなる発展が期待できると判断したため、今回の出資にいたった。また、TYOは広告映像を中心としたコンテンツ制作を得意としており、このVRソフトウエアを新しいコンテンツの開発、クライアントとの合意形成など、幅広い分野で活用することも検討している。なお、これまでにもディヴァースに対しては、500 Starups Japan、Colopl VR Fund、KLab Venture Partners、アドウェイズ、ウィルグループ、スローガン、凸版印刷などが出資を実行している。

■「SYMMETRY alpha(シンメトリーアルファ)」について

「SYMMETRY alpha(シンメトリー アルファ)」は、VR空間の中で「イメージ」、「デザイン」の正確な確認を行い、円滑なコミュニケーションを可能にするソフトウェア。3DCAD(SketchUp)、点群データに対応しており、VR空間内での直観的な操作が可能だ。ターゲット市場は建築・土木・デザイン・教育分野。
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