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グラフィニカ、リアルタイムレンダリング開発準備室を設置

グラフィニカ、リアルタイムレンダリング開発準備室を設置

株式会社グラフィニカは、2020年10月1日付で、主にゲームCGの画像生成に使われているリアルタイムレンダリング(以下、RTR)を用いたアニメーション映像制作を本格的に進めるため、RTR開発準備室を設置した。グラフィニカはすでに一部の作品でRTRによる映像制作を行なっており、今回のRTR開発準備室設置は新しく開発した技術やノウハウの集約と社内共有を促進するとともに、案件への即時対応を目的としたもの。今期は「準備室」として兼務スタッフによる活動からスタートし、来春から「RTR開発室」として稼働させるべく順次体制を拡大していくという。

■3DCGのレンダリング方式について

3DCGの画像生成(レンダリング)方式は、プリレンダリング(事前描画)と RTR(リアルタイム描画)に分けられる。プリレンダリングはレンダリングに要する時間がかかる分、写実的な質感やアーティスティックな映像をつくり込むことが可能なため、映画やCMなど映像のクオリティを重視する分野で使われている。一方のRTRは、質感設定など複雑な計算処理を行わない代わりにリアルタイムでの描画が可能で、プレイヤーの操作に合わせた即時性が不可欠なゲーム分野や生放送番組のCGなどに広く使われているが、昨今ではRTRにおいても、高速な描画処理に加え、高いクオリティの描画が可能になり、映画やCMなど、様々な分野で使用されることが多くなっている。

■高品質なCGアニメーションの需要増に向けた取り組み

配信プラットフォームのコンテンツ制作参入や、全世界で巨大なIPをもつオンラインゲームのプロモーション展開など、高品質なアニメーション映像の制作需要の高まりに対し、グラフィニカは手描き作画・CG アニメーションのプリレンダリングで培ってきたリミテッドアニメーション演出のクリエイティブとRTRのスピードを兼ね備えたアニメーションスタジオとして、そのニーズに応えていくという。また、インタラクティブ性を重視した、ユーザーの「体験価値」の高い新世代の映像コンテンツの制作など、最先端テクノロジーを活用したアニメーション制作のイノベーションを推進していく。

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