東映アニメーションは、フランス・イタリア両国で劇場公開された映画『キャプテンハーロック』のオープニング成績が、日本の映画作品として歴代1位となる大ヒットスタートを記録したと発表した。さらに同作品は、ワーナー・ブラザーズスタジオ(米・ロサンゼルス)にて1月28日(現地時間)に行われた、第5回「国際3D協会 3D CREATIVE ARTS AWARDS」の授賞式で、外国アニメーション映画部門 最優秀賞を受賞している。
詳しくは こちら



■ フランス・イタリアでの公開および「国際3D協会 3D CREATIVE ARTS AWARDS」について

東映アニメーションが製作し、昨年9月に公開されたフルCGアニメーション映画『キャプテンハーロック』が、フランスとイタリアの両国で劇場公開され、それぞれのオープニング成績が日本の映画作品として歴代1位となる大ヒットスタートを切った。フランスでは昨年12月25日に237のスクリーンで公開。公開初日の動員数は44,929人で、フランスでこれまでに公開された日本映画として、歴代1位のオープニング成績を記録。好調なスタートに現地ではスクリーン数を255まで拡大、現時点での速報値では興行成績が830万ドル($1=\102として約8.4億円)、動員数70万人を超えたという。
また正式招待作品となったヴェネツィア国際映画祭のイタリアにおいては、1月1日に260スクリーン規模で公開され、イタリア映画『Un Boss In Salotto』やディズニー映画の新作『アナと雪の女王』に次いで第3位を記録。スクリーン数も282まで拡大され、現時点での速報値では興行収入680万ドル($1=\102として約7億円)、動員数も61万人を超え、イタリアでの興行成績としては、これまでに公開された日本映画歴代第1位となる快挙を達成した。
1月16日には、「第37回日本アカデミー賞」の優秀アニメーション作品賞受賞が発表され、最優秀賞に選出される5作品候補のうちのひとつに選ばれた。さらに、ワーナー・ブラザーズスタジオ(米・ロサンゼルス)にて1月28日(現地時間)に行われた、第5回「国際3D協会 3D CREATIVE ARTS AWARDS」の授賞式では、『キャプテンハーロック』がINTERNATIONAL FEATURE - ANIMATED (外国アニメーション映画)部門にて最優秀賞を受賞。昨年11月の「国際3D協会 ルミエール・ジャパン・アワード」でのグランプリ受賞に続き、優れた3Dコンテンツとしての作品性や映像クオリティが海外でも高い評価を得た。



■ 関連 URL

・映画『キャプテンハーロック』
 http://harlock-movie.com
・東映アニメーション株式会社
 http://www.toei-anim.co.jp