マンガプロダクションズ東映アニメーションは、『名探偵コナン』、『ゴジラ怪獣惑星』などを手がける静野孔文監督と『ポケモン』、『イナズマイレブン』シリーズの脚本家、冨岡淳広氏をスタッフに迎え、サウジと日本のコラボ・アニメ映画の制作をスタートした。
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■概要

この映画制作は、昨年11月リヤドで開催された「ミスク・グローバル・フォーラム」でマンガプロダクシンズと東映アニメーションが今後いくつかのアニメ作品を共同制作していく提携を結んだことから始まった。すでにサウジの民話『キコリと宝物』は完成し、アラブ地域と日本での放映を待っている。今回スタートした映画制作は、両社のコラボ第二弾となる。現在、日本・サウジのチームが構想を練っている最中でストーリーが具体化した後サウジでロケーションを行う予定。今回のアニメは、100分の劇場用アニメ映画で、新しく出来るサウジの映画館で上映予定だ。

「現在、マンガプロダクションズと東映アニメーションで映画を鋭意制作中です。今まで自分が作り上げてきた映画とは一線を画す映像表現、シナリオ構成、音楽の構成となるように、皆様に驚いてもらえるようにがんばっております」(静野孔文監督)

「現在、静野監督と新しい映像表現や物語表現などにチャレンジしているところです。皆様、完成を楽しみに待っていてください。必ず面白い物語を届けます」(冨岡淳広氏)

「今回のプロジェクトで静野孔文氏・冨岡淳広氏と一緒に作品を作ることを大変うれしく思います。サウジでは、現地のアーティストとも会っていただきます。日本・サウジ間の史上初めてのアニメ映画になるこの作品を大いに期待しています。サウジのクリエイターは、日本の映画スタッフと仕事を進めることでアニメの制作過程や技術を学んでいきたいと思います」(マンガプロダクションズCEO ブカーリ・イサム氏)