クリーク･アンド･リバー社は、フルハイビジョンの4倍のきめ細かさで表現できる4Kテレビ番組を企画制作から編集まで、専門チームが一体となって対応する「4KプロジェクトJV」をインファス・ドットコムとサンズと共にスタートさせた（www.creativevillage.ne.jp/lp/4ktv/）。
同プロジェクトをスタートさせた背景には、本年より本格化した試験放送の開始により4K番組の企画・制作依頼が増加しはじめたことや、映像制作業界で4K対応の撮影ノウハウと編集・MA（*2）スタジオ設備が充実してきたことが挙げられる。撮影・編集専門企業各社の特徴と能力を生かした、最も効率的な4K制作体制を構築した。
4K放送は2016年からBSにて本格的に試験放送を開始し、2018年からはBSでの本放送が開始される。総務省の有識者会合によると、2020年頃にはBS・CS放送において、4Kと8K（*3）のチャンネルが増え、2025年頃にはテレビ視聴者が広く視聴できるように環境が整うと言われている。高画質の番組放送は世界的な潮流であり、4Kテレビの販売数の順調な増加を見ると、同社では日本でも高精細の番組視聴欲求は高く、それに合わせて制作ニーズが高まると見込んでいる。
同プロジェクトは、スタート時点ではテレビ業界に対して4K制作の啓蒙活動的な役割も果たしながら、年間数件のプロジェクトを稼働させ、来たる本放送開始に向けて制作面やコスト面でのノウハウの蓄積を進め、事業を拡大していく。
■『4KプロジェクトJV』の紹介
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【企画・制作・マーケティング：クリーク･アンド･リバー社】
・4K演出家例：浅野克己氏
＜実績＞
・ 2015年11月OA『テレビ未来遺産 地球絶景ミステリー』 総合演出 ※4K作品
・ 2015年4月19日『世界ニッポンに行きたい人グランプリ』ポーランドロケ
・ 2014年11月30日『世界マップダイバー』演出
・ 2014年10月～2015年5月『お願い！ランキング』水曜班 プロデューサー
・ 2014年4月～2015年3月『アイ・アム・冒険少年』総合演出 ほか多数
【撮影：サンズ】
・所 在 地：東京都港区南青山2-22-14 フォンテ青山409
・事業内容：撮影
＜実績＞
・2015年 4K60P NAB 展示映像 PXW-FS7 4K supervisor
・2014年 『世界遺産4K エルミタージュ美術館 4K』supervisor・『SONY企業CM 4K』supervisor
・『世界遺産4K IGUAZ大滝 アルゼンチン』
※ATP賞 4K supervisor
・2012年『世界の果てまで!イッテQ』世界遺産釧路 4K撮影
『世界の果てまで！イッテQ』金冠日食 4K撮影
『世界の果てまで！イッテQ』ウユニ塩湖 4K撮影 ほか多数
【編集・MA：インファス・ドットコム 映像通信事業部】
・所 在 地：東京都港区六本木７-20-18 映像通信ビル
・事業内容：ポストプロダクション、映像制作、TV番組制作、CM制作、PV制作
＜実績＞
・『TOKYO GIRLS COLLECTION 2013』4Kプロモーション映像制作（展示映像）
・ ワコール『LALAN10SSうわさのリボンブラ』編（CM）
・『AyaBambi』×『Numero TOKYO』×『WACOAL』×『FASHION TSUSHIN』コラボレーションムービー（展示映像）
・『逃走中』（フジテレビ）
・『戦闘中』（フジテレビ） ほか多数
ーー今後も当社理念である「プロフェッショナルの生涯価値の向上」に向けて、クリエイターのさらなる活躍の場を国境、言語、慣習を越えて創出してまいります。
*1：「4K」日常見ているフルハイビジョンの縦横3倍、面積値4倍の840×2160ピクセルの、おおよそ4倍の画素数を持つ映像データや装置のことで、より高画質・高詳細な映像を再現できる。
*2：「MA」Multi Audioの略称で、音の調整や収録作業を行うこと。既存の映像に効果音や音楽、ナレーションなどを付け加え完成形を制作する。
*3：「8K」横約8000×縦約4000ピクセルの高画素数・高解像度の映像データ及び表示装置のこと。
■株式会社クリーク･アンド･リバー社 会社概要
本 社：東京都千代田区麹町２-10-９ Ｃ＆Ｒグループビル設 立：1990年３月
代 表 者：代表取締役社長 井川 幸広
ネットワーク：東京・大阪・札幌・仙台・大宮・横浜・名古屋・京都・高松・広島・福岡熊本・那覇／ソウル・上海・北京
事業内容：クリエイティブ・建築・ファッションのプロフェッショナルに特化したエージェント、プロデュース、アウトソーシング、著作権及びコンテンツの管理・流通。グループには、医療・IT・法曹・会計分野がある。
