トゥーン・ブーム・アニメーションは、「Harmony 14」を発表した。
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■「Harmony 14」のリリースについて

アーティストのための新たなツールや充実した3Dワークフローを備えた「Harmony 14」は、クリエイティブな開発とアニメーションワークフローを効率化する。エッセンシャルズ(Essentials)、アドバンスト(Advanced)、プレミアム(Premium)の3つのエディションで提供される「Harmony 14」は、長編映画、エピソード・シリーズ、ゲーム開発、ウェビソード、解説動画などを創作するアーティストには理想的なソリューションだ。

「Harmony 14」の3Dツールセットは、過去にテレビの予算では不可能であったプロジェクトを開発する自由を当社の創作チームに与えてくれました。アーティストにこうした自由度を与えることで、創作面で妥協せずにコストを削減できる斬新な方法を発見しています」と、Nelvanaのシニア・テクニカル・プロデューサー、マイケル・レイヘイ氏は述べている。

■「Harmony 14」の新機能

ディープな画像合成
「Harmony」の3Dで2Dをレンダリングすることにより、品質が飛躍的に向上。「Harmony」は、ArnoldおよびRendermanでレンダリングした、ディープピクセル情報の含まれる画像に対応しており、3Dエレメントで2Dキャラクターをシームレスに合成できる。
3Dアニメーション
新たなツールで制作を効率化。3Dモデルやその個々の部分のアニメーションを「Harmony」内で直接制作することができ、3Dソフトウェアに何度も切り替える必要を解消。統合された環境で3Dエレメントと2Dキャラクターを組み合わせることで、アーティストのクリエイティブ・コントロールが改善する。
描画用同期レイヤー
常に同期されている無制限のアートレイヤーで、リグのアニメーションの効率を改善。高度なリグやエフェクトの作成に理想的なシンクレイヤーは、アーティストが目指しているルックを構築するためのシンプルかつパワフルな方法で、必要なだけのレイヤーを使用することができる。
アウトライン・モード
上部の描画の参照を失うことなく、他のレイヤーの後ろにある描画を表示可能。この機能向上により、アーティストは複雑なシーンでより迅速に作業できるようになる。
価格設定とアベイラビリティ
「Harmony 14」ソフトウェアは、デスクトップ・サブスクリプションまたはサポート付き永久ライセンスを利用するユーザーに今すぐ提供可能。「Harmony」の全機能を備えた無料の試用版もオンラインで入手可能だ。