Foundry社は、さらなる進化を遂げた3DCG統合型ソフトウェアMODOの最新バージョン「MODO 12シリーズ」のリリースをアナウンスした。
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■クリエイティブの始まりはMODOから
3DCG統合型ソフトウェア「MODO」は、ゲームやバーチャルリアリティといったリアルタイム系のアセット制作やコンセプトデザイン、映像制作、さらには建築パースやプロダクトデザイン、微細なディテールまで求められるプロダクトの製造など、ハイエンドなモデリングから、UV、リギング、3Dペイント、スカルプティング、アニメーション、レンダリングにいたるまで、ユーザーへより快適、かつ効率的な3D制作環境を提供する。3段階にわたってアップグレードが予定されているMODO 12シリーズは、より強化されたモデルバッシングツールとワークフローで、作品を90%まで仕上げるポイントまで、いちはやくユーザーを導く。独自の没入体験をもたらすAR(拡張現実)/ VR(仮想現実)用のコンテンツ制作、プロシージャルモデリングの再帰的な制作手法、アニメーションワークフローの大幅改善など、MODO 12ではCADを使った建築・デザインからリアルタイムゲームエンジンを用いたゲーム、またFaceBookを利用した広告といった分野まで、より多くの場面において活用できる。
■MODO 12シリーズ「MODO 12.0」の主な機能追加と改良点
プロシージャルモデリング/メッシュペイントの強化
パラメトリックな制作アプローチによる思いがけない発見や、より革新的なデザインの創造につながる。
Modo VRレビューとレイアウト
新たなワークフローで今までにないパースペクティブとスケール感を提供する。
MeshFusionサーフェイスストリップとスティッチ
ステッチのようなディテイルを実際のモデルとして作成可能になる。
AMD Radeon Pro Render(ラディオンプロレンダー)
高速かつ正確な使いやすいレンダラーを採用、GPUを追加すればほぼリニアな性能向上を見込める。
FacebookへのglTF2.0出力
Facebookの「3D投稿機能」にあわせて開発された。広告主がFacebookのタイムライン上に3Dオブジェクトを投稿しインタラクティブな3D体験を提供することができる。
UnrealブリッジとUnityブリッジ
クライアント/サーバーブリッジによりUnreal Engine 4またはUnityへの双方向接続を実現し、シーン全体または個別に選択されたエレメントをプッシュ更新可能にする。接続は同一マシン上、または複数のネットワーク上マシン間で可能になる。
アニメーション機能改善
アクション内の全キーフレームを1つのアニメーションチャンネルとして扱うことにより、アクションに対しタイムワープを適用可能になる。リギングされたアニメーションを組合わせたり再利用が簡単にできるようになる。
■MODO 12シリーズ 製品ラインアップと発売開始スケジュール
<新製品>
A.MODO 12恒久ライセンス(1年間メンテナンス付き)
・対象:新規または追加で購入するユーザー向け
・ライセンスタイプ:恒久ライセンス
・定価:238,000円(税別)
・発売開始日:3月29日(木)
・備考:新規恒久ライセンスには、もれなく初年度のメンテナンスが付属
<既存製品>
B.MODOメンテナンス
・対象:既存MODO ユーザー向け(バージョンの縛りはありません)
・ライセンスタイプ:恒久ライセンスに付帯/メンテナンス期間:1年間
・定価:54,800円(税別)
・メンテナンスに関する詳細
modogroup.jp/modo/modo12s/product_info
C.MODO サブスクリプション/1年間
・対象:新規または追加で1年間ごと更新の期間ライセンスで使用したいユーザー向け
・ライセンスタイプ:1年間ライセンス
・定価:80,000円(税別)
・サブスクリプションに関する詳細
modogroup.jp/modo/modo12s/product_info