Foundry社は、3月27日、大幅な機能追加が施された3DCG統合型ソフトウェアMODOの最新バージョン「MODO 13 シリーズ」 のリリースをアナウンスした。
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■MODO 13について

MODO 13シリーズは、大幅な機能追加によりMODOの堅牢なアニメーション、モデリング、およびレンダリング機能を強化している。キャラクタアーティストは、既存のアニメーションデータに手を加えることなく、アニメーションのレイヤーをコントロールしたり、既存のアクションを簡単に上書きすることができるようになった。また複雑なリギング、手続き型のプロシージャルモデリング、そしてパーティクル関係の配列を操作して、さまざまなデータ形式で出力できる。さらにはAMDのRadeon Pro RenderによるネイティブGPUレンダリングも可能。MODO 13はシリーズが進むにつれてこれまで期待されていた機能を実現させ、さらにはマルチスレッディングと巨大なシーンのパフォーマンスを大幅に改善することを目指している。

■MODO 13 シリーズ 「MODO 13.0」の主な機能追加と改良点

AMDのRadeon Pro RenderによるオフラインGPUレンダリング
AMDのGPUアクセラレートパストレーサーであるRadeon Pro Renderが、MODOのパワフルなレンダリングオプションの一部として実装された。
KitFusingが加わったMeshFusion
高い評価を誇る MeshFusion ツールセットをベースに、Modo 13.0ではKit Fusingを導入した。アーティストはブーリアン演算の作成に、使用するメッシュの一部のみを定義できるようになる。
レイヤーシステムによるアニメーションワークフローの向上
新しいアニメーションレイヤー機能を使用して特定のアクションを破壊することなく編集していくことができる。
MODOのプロシージャルモデリング機能を高めるArray(配列)
Array(配列)はMODOのリギングシステムに新しく追加された概念であり、高度な保存、操作、さまざまな形式でのデータの出力を可能にし、アーティストはMODO上で設計を行うことができる。
MODOのブリッジツールがUnityをサポート
Modoブリッジには、Unrealブリッジでサポートされていたのと同じ機能がUnity用に追加された。ユーザーは、メッシュ、インスタンス、テクスチャ、マテリアル、カメラをMODOとUnity間で双方向通信で転送することができ、アーティストはどちらからでもアイテムをやり取りできる。
洗練されたUVツール
クリーンなUVマップを生成するのに必要とされる時間を大幅に激減するため、MODO 13.0ではUVツールセットがさらに洗練された。

■MODO 13 シリーズ製品ラインアップと発売開始スケジュール

新製品
A. MODO 13 恒久ライセンス(1年間メンテ付き)

対象:新規または追加で購入する人向け
ライセンスタイプ:恒久ライセンス
定価:238,000円(税別)
発売開始日:3月27日(水)
備考:新規恒久ライセンスには、もれなく初年度のメンテナンスが付属
既存製品
B. MODO メンテナンス

対象:既存MODOユーザー向け
ライセンスタイプ:恒久ライセンスに付帯/メンテナンス期間:1年間
定価:54,800円(税別)
メンテナンスに関する詳細:http://modogroup.jp/modo/modo13s/product_info
C. MODO サブスクリプション/1 年間
対象:新規または追加で1年間ごと更新の期間ライセンスで使用したい人向け
ライセンスタイプ:1年間ライセンス
定価:80,000 円(税別)
サブスクリプションに関する詳細:http://modogroup.jp/modo/modo13s/product_info