BOXX Technologies(米国 テキサス州 オースティン)製品の国内販売元、トーワ電機BOXX事業部(本社:宮城県仙台市)は、最新のインテルXeon E5-2600v3シリーズ(開発コードネーム:Haswell-EP)を搭載した高機能を求められる映像編集、プロダクトデザイン(CAD設計・製品開発)向けワークステーション「APEXX5」シリーズの筐体デザイン変更に伴いモデルを刷新し「APEXX 5 8903」シリーズの販売を開始した。

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www.youtube.com/watch?v=q43AYbRirbA
www.youtube.com/watch?v=ImSEHSrzigI(日本語訳)

■製品概要 


「APEXX5 8903」は、2つのCPUで最大36コア、72スレッド動作の高性能なインテル Xeon プロセッサー E5-2600 v3を搭載、さらに最大5GPU搭載可能、最大SSD20台搭載など先進的なタワー型ワークステーションは、前モデルを上回る強力で汎用性の高い拡張性に設計されており、まさに進化した最強のワークステーション製品だ。

「APEXX8903」は、フルサイズPCI-E 3.0x16 4スロット、PCI-E 2.0x8(x4動作)1スロット、PCI-E 3.0x16(x8 動作)1スロット、PCI-E x8(x8 動作)1スロット、ダミー1スロットの拡張スロットを持ち、5枚のGPUカードをはじめ、PCI-E SSDストレージ、Syncカード、10GbEネットワークカード、IOカードなど、ユーザーの用途に合わせ拡張カードを組み合わせることができる構造となっている。

さらに、高密度なマルチコアCPUの搭載に加えて、標準で最大5台の3.5インチドライブベイ+SSD2台ドライブベイを内蔵しており、これらの拡張性をもちながら安定動作、CPUは水冷装置を搭載によりデスクサイドにおいて30de程度の静音環境で利用できる。これらは、米国テキサス州にあるBOXX本社で自社設計・製造の筐体デザインにより可能になった。
*ストレージ構成、インターフェースカード追加、ソフトウェア追加等各種カスタマイズご希望の際は問い合わせフォームより相談のこと。

■製品特徴


・インテル XeonプロセッサーE5-2600V3 ファミリーを搭載

 「APEXX5 8903」は、1ソケット当たり最大18コア、45MBのL3キャッシュ(LLC)で大容量のデータの高速処理と電力効率の良さをもつ、高性能プロセッサーインテル Xeon プロセッサー E5-2600 v3製品ファミリーを2基搭載、高解像度映像データの編集においてレンダリング時間の大幅な短縮、リアルタイムプレビューを実現させ、編集のストレスを低減し効率的な映像制作のワークフローを容易にさせる。

・プロフェッショナル GPU最大5基搭載可能

 高性能な3DCG、CAD向けプロフェッショナルGPUを最大5基数搭載可能な拡張スロットを装備。加えて1スロット仕様のグラフィックスも搭載を可能にさせた。マルチGPUに対応したアプリケーションを利用することでGPU機能を最大限利用してアプリケーションのパフォーマンスを強化する事ができ、コンピュータグラフィックの制御と出力が効率的に行われる。

また、グラフィックスカード以外にもオプションで、Thunderbolt2、キャプチャーカード、Synカード、PCI-Express SSDなどの各種の拡張カードの追加にも対応しているで、様々な利用シーンを持つことができ利用価値を高めている。

・レンダリングワークフローを飛躍的にスピードアップ

 「APEXX5」はCPU及びGPUで加速する業界標準のIrayやV-Rayレンダラーを用いることでレンダリングワークフローをスピードアップさせる。2つのマルチコアCPUに加えて、最大5つのGPUによって3DCG制作、高解像度映像制作でのデザインの決定を素早く行うことが可能になり、さらにレンダリング作業時間を大幅に減らすことができる。デザイナーやアーティストのアイデアを市場化するまでのワークフローの時間を短縮させ、映像制作会社、建築設計、製品設計、などデザインに特化した分野にとって理想的な価値あるソリューションを提供する。

・高解像度映像出力で表現力を高める

 「APEXX5」は映像制作現場で利用されるAdobe CreativeCloudBlackmagic DaVinci Resolvehなどに最適なGPUコンピューティングプラットフォームを活用することで、4Kなどの高解像度映像をインタラクティブなリアルタイム編集、映像制作とレンダリング済みの最終エクスポートで最高なパフォーマンスを提供することができる。

・柔軟なストレージ環境構築を実現

 「APEXX5」はCPU及びGPUによる高い処理能力に加えて、ストレージ環境も柔軟に拡張を可能にさせる。
最大5基の3.5インチドライブベイとSSDベイ2基を内蔵。4TBHDD搭載で最大20TB、SSD利用時最大12台 19.2TBまでのストレージ構成をRAID構成で提供を可能にさせ、さらに別売りの内蔵拡張ベイを利用することで、更に8台のSSDを追加(合計20台)することができ、BTOにてオンボードもしくは拡張カードを利用して各種RAID設定を行うことが可能。

 *カスタマイズによるシステム構成によっては各種構成制約により搭載できない場合がある。


 さらに、8K(7,680×4,320)や4K非圧縮データーなどの高解像で制作された映像出力も可能、最先端の高解像映像でビジュアルソリューション構築に最適なシステムを提供する。