エリアを指定するだけで、高速マッチムーブ「fayIN for After Effects」発売（fayteq）

fayteqが、After Effects対応のカメラトラッキング、マッチムーブプラグイン「fayIN for After Effects」を発売した。

「fayIN for After Effects」はAfter Effects対応のカメラトラッキング、マッチムーブプラグインで、高度なプラナートラッキング、2D／3Dトラッキング技術を搭載し、After Effects内でトラッキングからオブジェクトのインサートまでを簡単に実現する。トラッキングする範囲を選択して実行すれば、fayINがカメラデータやプロファイルを自動検出して、トラッキングデータを生成。後はトラッキングデータに対してインサートするオブジェクトを設定するだけ。面倒なキーフレームは一切必要なく、fayINでオブジェクトやテキストのインサートが簡単に行える。
詳しくはこちら。

fayIN for After Effects from Flashback Japan on Vimeo.

■fayIN 動作環境／製品仕様

プラグインの動作保証は、各ホストアプリケーションがサポートする動作環境に依存する。利用しているのホストアプリケーションの必要システム構成を確認のうえ、ホストアプリケーションの動作保証内でプラグインを利用すること。
・ホストアプリケーションの必要システム構成一覧はこちら。

■fayIN 主な機能

・オブジェクト／カメラトラッキングのための革新的なプラナー（平面）、2D／3Dトラッカーを搭載
・長方形またはマスクツールでトラッキングエリアを選択
・カメラデータやプロファイル、またはトラック位置の最適な設定を自動検出
・キーフレームは不要
・トラッキングを最適化するためのヒントを表示するトラックレポート
・トラック平面の調整をするコーナー補正
・トラックへのインサートが簡単に実現
・単一のトラッキングに対して複数のインサートを設定可能
・インサートするオブジェクトのスケール、ロテーション、パースペクティブが調整可能
・トラッキングデータを残しながらインサートを差替え
・After Effects対応のファイルやプリコンポをインサートとして適用

■fayIN 機能紹介

・After Effectsとの統合
After Effects内でトラッキングから、オブジェクトやテキストのインサートが完結するので外部ソフトウェアを使用する必要ない。

・トラッキングレポート
トラッキングの結果状況を確認できるレポートを表示する。

【トラッキングレポート（A）】fayINのトラッキングレポートでは、Depth（深度）、Orientation x, y（XY軸のオリエンテーション）、Orientation z（Z軸のオリエンテーション）のトラッキング結果状態が表示される。
【トラッキングレポート（B）】トラッキングを最適化するためのヒントが表示されます。

・3D空間へのインサート
トラッキングにより3D空間をバックグラウンドに生成し、2Dオブジェクトやテキストをインサートする。これによりインサートするオブジェクトはフッテージの遠近や動きに合わせて配置される。

・マニュアル調整ツール
位置、配列、回転ツールなどを使用して、トラッキングしたプレーン（平面）を手動で調整できる。

・フレームから外れたオブジェクトのトラッキング
FayIN は3D空間をバックグラウンドに生成するので、フレームから外れたオブジェクトのトラッキングも正確に行うことができる。

・コーナー補正
トラッキングデータ（平面）のコーナー補正も簡単に行える。