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Vol.26 Executioner phantom beast[死刑執行人]~Concept Model

Vol.26 Executioner phantom beast[死刑執行人]~Concept Model

ZBrushマスターとして独特の存在感を放つVillard・岡田恵太が、ZBrushを用いた勢いのある造形テクニックを毎月紹介していく本連載。今回はダークファンタジー作品の敵として登場しそうなクリーチャーを造形します。

TEXT_岡田恵太 / Keita Okada(Villard Inc.
EDIT_小村仁美 / Hitomi Komura(CGWORLD)



顔のない処刑人の狂気を表現

今回は、洋風のダークなテイストで、人型をモチーフに、不気味さのあるクリーチャーとして「死刑執行人」をテーマに選びました。シンプルですが美しく、静かな狂気が雰囲気として出るように意識しています。無慈悲に人々を殺しそうなクリーチャーです。

主要な制作アプリケーション
・ZBrush 2020
・KeyShot 8
・Procreate 4.0.10

STEP 01:ラフモデルの作成

まず、イメージを固めるためにラフでざっくりと造形をしていきます。雰囲気が固まれば良いので、大雑把で問題ありません。


  • 【1】まず上半身から造形していきます

  • 【2】不気味さを出すために表情はつくりません


  • 【3】いったん全身を作ります

  • 【4】少し胸筋部分が引き伸ばされている印象にします

STEP 02:ラフモデルを参考にイメージ画を作成

大まかな形状が見えてきたら、iPadでイメージを描き起こしながら詳細を詰めていきます。このときも不気味さが出るように意識して描いていきます。

STEP 03:ラフモデルをブラッシュアップ

ある程度ディテールのイメージが固まったら、イメージ画をベースにラフモデルをブラッシュアップします。

【1】徐々に肉肉しさを出していきます

【2】骨格を合わせながら、筋肉も整理していきます

【3】猫背ですが巻き肩ではなく、胸を張っている印象を意識します

【4】奇形感を出したかったので、上半身が強く反っている感じにしました

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STEP 04:武器を作成し、形状を整理

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