Bambu Lab社は6月1日(月)、3Dプリンタ「A2L」の販売を開始した。プロ向けの上位機種に採用されている高度な機能を低価格帯モデルに落とし込んだ製品で、従来機から拡張された造形エリアや、最新の自動キャリブレーション、高度な振動補正技術を備える。公式Bambu Lab JP ストアの価格は、A2L単体が64,800円、マルチカラー造形に対応する「AMS lite」同梱のA2L Comboが84,800円。

大規模造形とモジュール式アドオンによる拡張性

「A2L」は330×320×325mmという大きな造形エリアを備える。ツールヘッドのカバーを外し、専用のブレードカッティングモジュールを取り付けることで、本機をデジタルカッティングマシンへと変身させる機能も搭載。ステッカーやレザー、布地などの精密なカットに対応し、出力した造形物に装飾を施すような表現も可能にする。

リアルタイム振動補正と物理ダンパーが生む表面品質

▲アダプティブ振動補正

大型の造形を行う際、出力物の重量が増すにつれて装置全体の揺れ方が変化し、表面に波打つようなリンギングやゴーストが生じやすくなる。A2Lはこれを解決するため、アダプティブ振動補正を導入。ベッド上に乗っている造形物の積載重量とツールヘッドの位置データを紐づけ、造形中に補正データをリアルタイムで計算し直すことでリンギングを防ぐ。

▲粒子ダンパー

また、本体フレームには揺れそのものを物理的に吸収する2つの粒子ダンパーが内蔵されている。

インテリジェント造形モニタリングと高度な材料管理

出力失敗による時間と材料の損失を防ぐためのインテリジェント造形モニタリングも充実。物理的な検知器がノズルへのフィラメントの固着を防ぐほか、フィラメントの削れ、空打ち、材料切れといった潜在的なトラブルを多角的に自動検知する。

また、最大19色の多色造形を可能にする材料供給システムとの連携にも対応。第2世代AMS(Automatic Material System、自動材料供給システム)と互換性を持ち、フィラメントの乾燥状態を維持する密閉保管機能などを備えることで、材料の管理から出力、完成に至るまでの全プロセスをオートパイロットのように全自動化する。

■Bambu Lab A2L公式ページ
https://bambulab.com/ja-jp/a2l

■Bambu Lab A2L(Bambu Lab JP ストア)
https://jp.store.bambulab.com/products/a2l

■Bambu Lab A2L - Creative Playground. Extra Large.(公式ブログ)
https://blog.bambulab.com/bambu-lab-a2l-creative-playground-extra-large/

Bambu Labについて

Bambu Labは、高速造形と多色・多素材化を安価に提供するコンシューマー向けデスクトップ3Dプリンタと、プロ・法人向け3Dプリンタを展開する企業。多色プリントや複数素材の使い分けを完全自動化するAMS、プリントヘッドの高速移動を支えるCoreXY構造(CoreXY Kinematics)や、AIカメラを用いた第1層の定着検査などの技術で知られる。

■Bambu Lab公式サイト
https://bambulab.com/ja-jp

CGWORLD関連情報

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https://cgworld.jp/flashnews/01-202602-Gemini3.html