10月30日(木)に世界的建築設計事務所Bjarke Ingels Group(BIG) のメンバーが来日し、「BIG in Japan From vision to visualization」という特別セミナーを開催します。
本セミナーでは、BIGの最新プロジェクトや実務でのワークフローを通じて、世界基準のビジュアライゼーション事例をご紹介します。
最新の成果である「NOT A HOTEL SETOUCHI」を手がかりに、BIGの多様なデザイン手法や設計思想を共有します。
さらに、BIGのプロジェクトデリバリーに欠かせない Autodesk Revitを用いた活用事例や、BIGが近年本格導入しているD5 RenderとそのAI機能を活かしたビジュアライゼーションワークフローも公開予定!
業界の第一線で培われた知見を直接学べる貴重な機会です。本イベントの録画配信は現時点で予定されておりませんので、どうぞお見逃しなく。
また、セミナー後には同会場で懇親会も開催いたします。BIGメンバーと直接お話しいただける、大変貴重な交流の場となりますので、ぜひ合わせてご参加ください。
※お申込み多数の場合は、抽選とさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
開催概要
【日時】
10月30日(木)13:30 – 19:00 ※懇親会の時間含む
【申し込み期限】
10月20日 (月) 23:59 まで
【開催方法】
リアル開催
【会場】
TODA BUILDING 4階ホールB(〒104-0031 東京都中央区京橋1丁目7-1)
【定員】
200名 ※お申込み多数の場合は、抽選とさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
【参加対象】
建築CGデザイン業界の方、建築ビジュアライゼーションに携わっている方・興味のある方、D5 Renderユーザー、Revitユーザー
【参加費】
無料 ※事前登録制
【懇親会】
17:40 – 19:00
参加費:2,000円 ※当日受付時に現金でのお支払い
定員:70名 ※懇親会参加者にはELECOM製のモバイルバッテリーをプレゼント!
【主催】
ボーンデジタル
【協賛】
Dimension5 / Autodesk / ダイワボウ情報システム
講義内容
▶ご挨拶とご案内
▶ Part I|BIG Ideas
Bjarke Ingels Groupの紹介
登壇者:Ryohei Koike 氏
Bjarke Ingels Groupの歴史や多様なデザイン手法・哲学を紹介し、最新の成果である 「NOT A HOTEL SETOUCHI」 を特集します。
▶ Part II|Not A Hotel, Not A Box
BIGにおけるBIM活用事例 ― Revitと「NOT A HOTEL」プロジェクト
登壇者:Jan Leenknegt 氏
BIGは10年以上にわたり3D BIMプラットフォームを活用しており、設計からプロジェクトデリバリーまでを支える重要な柱となっているのがAutodesk Revitです。デザインを最優先する組織として、ツールが創造性を妨げないよう、デザインに合わせてツールを柔軟に適応させるアプローチを取っています。このセッションでは、その象徴的な事例として「NOT A HOTEL」プロジェクトにおいて、このアプローチがどのように適用されたかを取り上げ、実際の建築現場におけるRevitの実践的な活用事例を紹介します。
▶ Part III|D5 at BIG: Designing without limits
BIGにおけるD5 Renderの活用方法
登壇者:Camila Antonella Mina 氏
このセッションでは、D5 Renderの基本操作を一から解説 します。3Dモデルのインポート、リアルなマテリアルの適用、ダイナミックなライティング設定、カメラ配置、そして高品質な画像やアニメーションのレンダリングまでを実演。初心者にも最適な内容で、BIGで実際に活用しているワークフロー全体を順を追って解説します。最終的には、完成したレンダリングシーンと短いアニメーションを仕上げる予定です。
※講演内容は現時点での予定です。多少の変更や調整が入る可能性がございます。
ゲスト紹介

Bjarke Ingels Group/小池良平氏
2010年にコペンハーゲンのBIGにデザインアシスタントとして入社し、その後BIGロンドンでシニアデザイナーを務めました。2021年にはアソシエイトに昇格。デンマークに2017年8月にオープンした新しいLEGO体験施設「The LEGO House」や、同じく2017年8月に開館した第二次世界大戦の掩蔽壕跡を改装した戦争史博物館「Tirpitz Museum」など、近年完成したプロジェクトの主要デザインメンバーとして活躍しました。プロジェクトリーダーとしては、離島に建設される高級ヴィラ群「NOT A HOTEL SETOUCHI」や、オフグリッドの革新的な住宅プロジェクト「Vollebak Island」を含む、数々のコンペや設計依頼を統括しています。
BIG入社以前は、日本とアメリカの著名な国際的設計事務所で経験を積みました。Southern California Institute of Architecture(SCI-Arc)にて建築学士号を取得。

Bjarke Ingels Group/Jan Leenknegt氏
BIGのBIMディレクター。ブルックリンオフィスを拠点に、BIGの主要オフィスに所属するBIMスペシャリストチームを統括。BIM導入初期にモデルベースのプロジェクトデリバリーの基盤を築いて以来、カリフォルニアとロンドンの「Google本社」、マンハッタンの「Spiral office tower」、「Vancouver House」、新しい「Zurich Airport terminal」など、BIGの象徴的なプロジェクトに携わり、設計およびデリバリープロセスの効率化に取り組んできました。10年以上にわたる在籍期間を通じて、チームを育成し、BIGをデザインファームから建築生産のパワーハウスへと進化させる文化を築いています。
仕事以外では、風の強い日にはウィンドサーフィンを楽しみ、自転車で世界のあまり知られていない地域を探索しています。2005年には10か月間東京に住み働いていた経験があり、今回のイベントで再び東京に戻ってこられることを大変楽しみにしています。

Bjarke Ingels Group/Camila Antonella Mina氏
BIGバルセロナのビジュアライゼーション・スペシャリスト兼 建築家として、この4年間チームの一員として活動。BIGバルセロナのプロジェクトにおけるビジュアル・ストーリーテリングを担い、複雑な建築的アイデアを説得力のある没入型のビジュアルへと変換する重要な役割を果たしています。デザインと物語をつなぎ、コンペやクライアントプレゼンテーションを通じて、BIGの大胆なビジョンを伝えることに貢献しています。
建築のバックグラウンドとデジタルアートへの情熱を活かし、BIGのグローバルなプロジェクトポートフォリオにおいて、文化的ランドマーク、マスタープラン、高い注目を集める商業開発など幅広い案件に携わってきました。 その中には「Tree House Hotel」、「Farfetch Campus」、「Hellinikon Tower」、「Hungarian Natural History Museum」、「Fira Montjuic」などが含まれます。細部へのこだわりと空間デザインに対する深い理解をビジュアライゼーションに落とし込み、建築が形になる前の段階からその体験の質を高めています。
スタジオの外では、絵画、アート、写真、映画、そして自然からインスピレーションを得ています。生涯にわたる旅人である私は、新しい風景や文化に創造的エネルギーを見いだし、スケッチや旅の記録を通じて自身の関心を融合させています。
懇親会詳細
BIGメンバーも参加! ぜひ業界交流の時間をご活用ください

セミナー終了後は、同会場にて懇親会を開催いたします。
恵比寿の隠れ家レストラン「MAEN」より、店主・井戸さんが手がける独創的な一口サイズのお料理を数品ご用意し、日本酒のスペシャリスト御子柴さんが選ぶ日本酒も数本ご提供いたします。BIGメンバーや参加者同士で交流を深める特別なひとときをお過ごしください。
※参加費:2,000円(セミナー受付時に現金で徴収いたします。お釣りのないようご準備をお願いいたします。)