ゲーム開発スタジオのグラスホッパー・マニファクチュア(略称:GhM)は、YouTubeチャンネル「Grasshopper Archives」に、同社所属のコンセプトアーティスト能丸督之氏をフィーチャーした展示会のドキュメンタリー映像を公開した。
本映像は、2023年夏にギャラリー手と花(TETOKA)にて開催された「グラスホッパー・マニファクチュア25周年記念 コンセプトアート-グラフィックデザイン展覧会『能丸督之の世界』」で収録された、能丸氏へのインタビューを中心としたもの。展覧会では初日から多数の来場者に恵まれたほか、GhM CEOの須田剛一氏、GhMのスタッフ、両親、取引先のクリエイターなども来場し、その様子が映像に収められている。
能丸督之(のうまるただゆき)
1979年兵庫県生まれ、2007年GhM入社。コンセプトアーティストとして『killer7』以降の数々のGhM作品に携わっている。
X @Tadayuki_Nomaru
能丸氏は創作における心構えについて動画内でこう語っている。
「描いていると、上手くいったやり方を自分でマネし始めるんですよ。そうすると、どんどん絵が良くなくなっていく。なぞってる感じは絶対ダメだなと。プロジェクトが変わるタイミングとか、その度にリフレッシュしようと思って、描き方を変えてるんです。だからひとつの方向で全然上手くならない。いろいろやって全部ちょっとずつ上手くなっていくみたいな」。(一部抜粋)
2023年6月に配信された番組では、新企画やリリース情報も多数公開したGhM。
2021年秋からはNetEase Games傘下となり、その独創的な開発力がさらにスケールアップ。さらに2022年3月には新スタジオがオープンした。下記特設サイトからはスタジオの様子を垣間見ることができる。
現在、新卒・中途共に採用を強化しているとのことだ。