アメリカLuma AI社は6月12日、動画生成AI「Dream Machine」を一般公開。テキストや画像から5秒間(120フレーム、24fps×5sec)の動画を生成できるサービスで、無料ユーザーでも毎月30本まで動画を作成できる。
Next level text to video! pic.twitter.com/oPyV7Sp2R8
— Luma AI (@LumaLabsAI) June 12, 2024
Realistic camera movements that blur the boundaries of reality: @Next_On_NOw pic.twitter.com/I76lI1ENrh
— Luma AI (@LumaLabsAI) June 12, 2024
As well as cinematic motion!: @tommyoshima pic.twitter.com/WqWM8LqtfW
— Luma AI (@LumaLabsAI) June 12, 2024
Unleash your inner monster maker: Monster Camp by @monster_library pic.twitter.com/HyH56WyvAr
— Luma AI (@LumaLabsAI) June 12, 2024
3Dアーティストの横原大和氏(Khaki)も早速Dream Machineを試用。アニメテイストの画からどのような動画が生成されるのかをテストした。
LumaAIの新しい動画生成Dream Machine。実写系は大体予想付くのでCGアニメスタイルの動画がどんな感じで生成されるか適当にいっぱい書き出してみてた。崩れてしまうけど一貫性は結構良いかも pic.twitter.com/Q0WPAPZzbn
— Hirokazu Yokohara (@Yokohara_h) June 13, 2024
古い写真からDream Machineで動画を生成するといったユニークな試みを行ったのは沼倉正吾氏(SYMMETRY)。
こんなことは現実では起きていなかったのに、映像として生成されちゃうと新たな世界線を上書きしているような奇妙な感覚を覚える。なんだこれは。赤さんはワタクシ Dream Machine pic.twitter.com/bxBskGVZgv
— Shogo Numakura 沼倉正吾 (@ShogoNu) June 14, 2024
その他多数のユーザーが独自のテスト結果をSNSに投稿し、大きな話題となっている。
利用方法は簡単で、アカウント生成後、テキストプロンプトの入力または画像のアップロードにより、120秒で動画を生成する(混雑時は遅延もある)。
無料プランでは月30本の動画生成だが、有料プランも3つ用意。Standardプランは29.99アメリカドル(約4,700円)で月120本、Proプランは99.99アメリカドル(約15,800円)で月400本、Premierプランは499.99アメリカドル(約79,000円)で月2,000本の動画を生成可能となる。なお、本価格は「Research Preview Pricing」つまり研究用のプレビュー価格のため、今後変更の可能性がある。
なお、Luma AIはテキストプロンプトから3Dモデルを生成するサービス「Genie」も運営している。
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