イギリスPlaycanvas社は8月8日(木)、3D Gaussian Splatsの編集&最適化ツール「SuperSplat 1.0」をリリースした。Webブラウザベースのオープンソースツールで、キャプチャしたデータを手軽に最適化し、PLY形式などで保存できる。
After 10 months of development, it's finally here!
— Will Eastcott (@willeastcott) August 8, 2024
SuperSplat 1.0
The open source editor for working with 3D Gaussian Splats.
TRY NOW: https://t.co/ZpCz2o7GpB
GITHUB: https://t.co/fmjd2oDRMc pic.twitter.com/9ieuw7Qok1
3D Gaussian Splattingは、複数視点の写真からポイントクラウドを作成し、それに対して機械学習を用いた三次元ガウシアン(ガウス関数)を付与して3D形状を表現、それを二次元にSplat(飛沫、この場合は二次元に投影)するというレンダリング手法。類似技術のNeRFとは、機械学習によって体積密度と放射輝度を調整し、ボリュームレンダリングにより二次元画像を生成する点などで異なる。
SuperSplat 1.0 エディタ●SuperSplat 1.0 サンプルシーン
https://playcanvas.com/supersplat/editor?load=https://raw.githubusercontent.com/willeastcott/assets/main/dragon.compressed.ply
●SuperSplatマニュアル(GitHub)
https://github.com/playcanvas/supersplat
CGWORLD関連情報
●「NeRF」とGoProで実現した滑らかなトランジション!フコウエアラタ氏に聞く車広告制作の裏側
NeRFを活用し車広告を制作したフコウエアラタ氏に制作の裏側をインタビュー。
https://cgworld.jp/article/nerfarata-fukoe.html
●イワケン氏によるLumaのNeRFプラグインチュートリアル記事――写真データからUE5の3Dシーンが生成されて感激!
Luma AI社がリリースしたプラグイン「Luma Unreal Engine Plugin」のアルファ版をサイバーエージェントのXRエンジニア、イワケン(岩﨑謙汰、iwaken71)氏がテスト。プラグインの導入方法からLumaデータの読み込みや調整方法までをQiitaで公開した。
https://cgworld.jp/flashnews/202304-luma-iwaken.html