Visual Computing 2024 実行委員会は、9月10日(火)から12日(木)の3日間、CGおよび関連分野に関する学術研究シンポジウム「Visual Computing 2024」を東洋大学赤羽台キャンパスで開催する。
本シンポジウムの特別講演では、ヒストリアの佐々木 瞬氏による「社会に溶け込んでゆくゲームエンジン」や、白組の髙橋 正紀氏による「VFX2024の今 〜映画『ゴジラ-1.0』メイキング 〜」などの講演が予定されている。
そのほか、産業界と学術界の両面から最新のCG技術を体感できる内容が数多く用意されていて、一部の講演はオンライン聴講が可能だ。参加登録の早期割引は9月2日(月)9:00まで。
「Visual Computing 2024」について
Visual Computingは、技術を発表する場であり、産学の垣根を超えて技術者、研究者、クリエイターが交流する学術イベントだ。世界的にハイレベルなCG技術の研究開発から、実際の現場への技術還元まで、幅広いトピックについて議論が行われる。
今回は厳正な査読審査を経て選ばれた口頭発表に加え、SIGGRAPHをはじめとする著名な国際会議で発表された最新の研究成果を紹介する招待講演、最新の映像制作事例や著名な海外研究者による特別講演、企業の実制作現場における最新事例を紹介する企業講演、最先端技術や製品を紹介する企業展示など、産業界と学術界の両面から最新のCG技術を体感できる内容が数多く用意されている。
特別講演
・「社会に溶け込んでゆくゲームエンジン」
講師:佐々木 瞬(株式会社ヒストリア/代表取締役、プロデューサー 、ディレクター)
・「VFX2024の今 〜映画『ゴジラ-1.0』メイキング 〜」
講師:髙橋 正紀(株式会社白組/VFX Supervisor、Director 、Senior Computer Graphics Artist)
・「Differentiable Simulation of Light」
講師:Wenzel Jakob(EPFL/Associate Professor)
招待講演・ポスター発表
招待講演ではCG研究分野におけるトップカンファレンスであるSIGGRAPH、SIGGRAPH Asia、Eurographics、I3D、HPG、CVPR、ICLRで発表された最新の研究成果について、著者自身による講演が行われる予定だ。
口頭発表では、将来的に国際トップカンファレンス採択を目指す研究について、厳正な審査を経て選出された約30件の研究論文が発表される。また、萌芽的な研究成果を報告するポスター発表も多数予定されている。さらにVisual Computing 2024のスポンサー企業による最先端技術や製品を紹介する企業展示、および企業講演も行われる。
開催概要
「Visual Computing 2024」
日時:9月10日(火)~12日(木)
会場:東洋大学赤羽台キャンパス 情報連携学部 INIAD HUB-1(一部オンライン聴講可)
主催:画像電子学会 Visual Computing研究会、
情報処理学会 コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究会、
映像情報メディア学会 映像表現&コンピュータグラフィックス研究会
共催:東洋大学情報連携学部
特別後援:CG-ARTS (公益財団法人画像情報教育振興協会)
visualcomputing.jp/vc2024
X :@VC_symposium
Facebook:www.facebook.com/visualcomputing