空間コンピューティング部門を新設！グローバルXRクリエイティブアワード「NEWVIEW AWARDS 2024」募集開始

式会社STYLY、株式会社パルコ、株式会社ロフトワークによる次世代クリエイター発掘・育成プロジェクト「NEWVIEW（ニュービュー）」は、「NEWVIEW AWARDS 2024」の作品募集を開始した。

今年はApple Vision Proのコンテンツを募る「Spatial Computing部門」を新設した他、場所性を活かしたAR作品を募る「Site-specific AR部門」と、全2部門で作品を募集する。

■「NEWVIEW AWARDS 2024」とは？

★XR（VR/AR/MR）コンテンツを募るアワード、新設された「Spatial Computing部門」に注目！

「NEWVIEW AWARDS」は、過去6年間で世界26ヵ国から計841作品のエントリーがあり、現在XRシーンで活躍する才能の輩出に寄与してきたグローバル・クリエイティヴ・アワードだ。

第6弾となる今回のテーマは「Visions that weave context. - 情報と人の関係を編み直す展望 -」。

「Spatial Computing部門」について

今回、注目したいのが新設された「Spatial Computing（空間コンピューティング）部門」。同部門では、Apple Vision Proでの作品制作ノウハウがまだ少ない現状を鑑みて、応募者の制作をSTYLYが支援する。

そのため、応募者はまず2024年10月16日（水）までに企画書や作品（応募時は完成状態でなくても可）などを送付。応募された作品から、10作品程度が制作支援対象として選出される。

選ばれたクリエイターは、12月17日（火）まで制作支援を受けながら、応募作品をブラッシュアップすることが可能だ。

【制作支援の内容】
・技術に紐づいた企画の具体化の支援
・制作における技術支援（Discordでのテキストチャットを予定）

※NEWVIEW SCHOOL 2024においてもSpatial Computing部門に向けた作品制作を行なっており、SCHOOL受講者の作品は、ファイナリスト審査から審査対象となる

■「NEWVIEW AWARDS2024」開催概要

応募条件：あらゆる表現フィールドのアーティストに空間表現の場を提供する空間コンピューティングプラットフォーム「STYLY」でつくられた作品であること。

応募方法については、こちらもチェック。

Spatial Computing部門

Apple Vision Proで体験する作品を制作する部門。Spatial Computing（空間コンピューティング）という概念、現実世界のリフレーミングを通して未来の物語を紡ぐ作品を募集する。

応募受付期間：2024年8月21日（水）～ 2024年10月16日（水）12:00（UTC）
エントリーフォーム：awrd.com/award/newview2024-spatial-computing

Site-specific AR部門

場所性を活かし、現実世界のリフレーミングを通して未来の物語を紡ぐ作品を募集。STYLYの機能にある都市テンプレートやImmersalを使用することでサイトスペシフィックな作品を制作することが可能だ。これらの機能を用いない作品も応募可能だが、本年度のテーマとして「場所性を活かし現実世界との関係性を問う」ことを掲げているため、作品応募時に「どの場所で体験するか」の提示が必要となる。

応募受付期間：2024年8月21日（水）～ 2024年12月17日（火）12:00（UTC）
エントリーフォーム：awrd.com/award/newview2024-sitespecific-ar

■審査について

審査員にはDOMMUNE長宇川直宏氏、Ars Electronica総合芸術監督Gerfried Stocke氏ほか、KEIKEN（アーティストコレクティブ）、David OReilly氏（マルチディシプリナリーアーティスト）、Lu Yang氏（アーティスト）、サエボーグ氏（アーティスト）など、グローバルアーティストが多数参加する。

プライズ（賞）は以下の通り。

◆GOLD
・両部門毎に1作品を選定
・賞金5,000USD

◆PARCO PRIZE
・部門問わず1作品を選定
・受賞者には、PARCOとコラボレーションする権利を進呈
（実施内容はディスカッションの上決定）

◆AWE PRIZE
・部門問わず1作品を選定
・受賞者の作品は翌年のAWEUSA2025の展示ブースにて作品展示＋AWE参加チケットの無償提供を行う。また、Auggie AWARDSの告知や作品応募のサポート、SNSやニュースレターでのイベントの告知に協力する。
※出展に関わり現地渡航を希望する場合は、一部費用のサポートを予定

他、スポンサーやメディアパートナーとのコラボレーションプライズについても後日追加予定。