株式会社スペースリーは、空間データ活用プラットフォーム「スペースリー」の新機能をリリースした。
新機能ではスペースリーに住宅用の3DCADソフトウェア「Walk in home」や「ARCHITREND ZERO」、「Revit」などから書き出したFBXファイルを取り込み、自動で内見用の3Dウォークスルーコンテンツに変換してくれる。
■「スペースリー」とは?
★誰でも手軽に360°VRコンテンツを制作・編集・活用できるクラウドソフトウェア
空間データ活用プラットフォーム「スペースリー」は、360度VRコンテンツを、誰でも手軽に簡単に制作・編集ができるクラウドソフトウェア。
撮影したパノラマ写真や3DCGデータをクラウドにアップロードするだけで、滑らかに動く高品質のVRコンテンツを自動作成できる。
初心者でも30分程度でVRコンテンツを完成させることができ、「かんたん、軽快、高品質」が特長となっている。
コンテンツサンプルはこちら。
■新機能! 3Dデータから自動で内見用VRコンテンツを生成
住宅用の3DCADソフトウェア「Walk in home」や「ARCHITREND ZERO」、「Revit」などから書き出したFBXなどのデータを取り込むことが可能になった。FBXファイルをドラッグ&ドロップするだけで、自動で内見用の3Dウォークスルーコンテンツに変換してくれる。
これにより、紙資料用に作成された3DCADデータなどからVRコンテンツを生成でき、URLで顧客と共有できるようになる。顧客は自身のスマホなど、WebブラウザでいつでもどこでもVRコンテンツを確認することができる。
従来はこの変換に時間や手間がかかる上、品質が悪い、動きが重いなどの問題があった。スペースリーの新機能ではこれらの問題を解決し、「かんたん、軽快、高品質」を実現している。
★CAD取り込み機能の特長は?
①かんたん、軽快、高品質
・書き出したFBXファイルをドラッグ&ドロップだけで自動処理
・高スペックのPCだけでなく、スマホやタブレットなどでも軽快にウォークスルーできる3Dコンテンツの閲覧が可能
・自動処理では、フロアマップが自動で作成され部屋ごとのシーン移動、壁の衝突やドアのすり抜け、また、部屋全体が明るく見やすくなるようなライティングや陰影などが全て自動で処理され高品質なコンテンツを実現
②追客と顧客分析
・顧客がコンテンツをいつ、どのくらい、何を見てくれたかの把握することが可能。また、よく見られた際には事業者に通知することで、追客も容易(スペースリーの従来の機能、CADデータ取り込みで作成されたコンテンツにも適用)
③サイズ測定や目線変更
・コンテンツ内では、Web上でサイズを測定したり、目線の高さを例えば子供目線に変更するなどの目線高さ変更が可能
④豊富なポップアップ
・問い合わせボタンや、住宅の魅力を訴求するための画像や動画など豊富なポップアップを自由に追加編集可能
■パノラマ実写画像も3DCADも、全てクラウド管理可能に!
スペースリーでは新機能として扱えるようになった3DCADデータだけでなく、360度カメラのパノラマ実写画像を3Dウェブコンテンツ化することも従来から可能である。
そのため今回のリリースにより、戸建分譲の「実写」もこれから竣工される注文住宅の「3DCAD」も、全てクラウド管理することが可能になった。この点もスペースリーの大きな特徴の1つだ。
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