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3DCG技術を主軸に、ゲーム、自動車業界など産業分野向けのビジネスソリューション、アニメーションなど幅広い分野向けにコンテンツ制作を手がけるORENDA。直近では Unreal Engineを活用し『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』のED&ゲームを手がけ話題になった。そんな同社に「リモートでのCG開発」をテーマに、マウスコンピューターのDAIVシリーズを検証してもらった。



  • TVアニメ『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』



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    Blu-ray 第4巻、DVD 第7巻&第8巻が2021年1月27日(水)より発売

    ©大久保篤・講談社/特殊消防隊動画広報課

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ストレスなくUE4を使用できるDAIVの高パフォーマンス

CGWORLD:まずは、御社がUnreal Engine4(以下、UE4)を用いた開発に用いるPCの要件をお聞かせください。

佐久間氏:待ち時間を減らし、それぞれの作業の試行回数を増やすために、UE4の起動やパッケージングに時間がかからないスペックのPCが求められています。またビジネスソリューション案件ではレイトレーシング検証なども求められるため、グラフィックスボードにはGeForce RTX 2080 TiなどのRTX系も必要です。さらに、レンダリングマシンとして使用することもありますし、画像認識ソフトなどと連動することもあるので、メモリやCPUのコア数も多いに越したことはありません。


  • 佐久間一行 氏


    株式会社ORENDA 第一ソフトウェア部 部長

小倉氏:デザイナー部門の観点からお答えしますと、現在、ゲーム開発等でUE4を使用する機会が多くなっているため、やはりGPUの性能は重要です。UE4とSubstance Painterを併用する案件もあり、それらを同時に開いて作業する必要があるため、メモリは必要に応じて追加しています。

CGWORLD:今回検証していただいたDAIVシリーズ2製品のパフォーマンスはいかがでしたか?

佐久間氏:パッケージングの時間が圧倒的に短くなりました。DAIV X9に搭載されたCPUのCore i9-10900Xと、GPUのGeForce RTX 2070 SUPERの実力でしょうね。開発の終盤にさしかかると、高頻度でパッケージングして実機での挙動を確認する必要があるので、その都度時間を取られるのは大きなストレスになるんです。そのため、パッケージングの時間は短縮できればできるほど良い。ビルド時間はそれほど差が出ないと思っていたのですが、こちらも3倍くらい速くなっていました。

小倉氏:私の方の検証では、当社のデスクトップ機とノートタイプのDIVE 5Pの比較検証を行なったのですが、シーンデータを開くのも、レンダリングの速度も、いずれもDIVEの方が高速でした。

CGWORLD:どちらの検証においても、パフォーマンスの違いを体感していただけたということですね。

ノートでもデスクトップでも、リモートワーク環境にうれしい取り回しの良さ

CGWORLD:それでは次に、御社は現在、リモートワーク体制に移行しているとうかがっていますが、その状況 についてお聞かせください。

小倉氏:昨年4月の中旬以降、リモート体制が続いています。社内コミュニケーションもGoogle Meetなどが活用されていて、今回DAIVを自宅でのビデオ会議にも使用しましたが、普段使用しているPCに比べてもカメラ、マイク共に性能が良くテレワークにも最適でした。私がお借りしていたDAIV 5Pは1.7kgとノート機としても軽いので、外出時に持ち歩いても苦になりません。ちなみに当社ではフリーアドレス向けにノート型のDAIVを10台導入しました。マイクやカメラが標準装備なので、ビデオ会議などに即対応できるのも便利です。


  • 小倉理生 氏


    株式会社ORENDA 制作管理室

CGWORLD:では、デスクトップ機を検証された佐久間さんのほうはいかがでしたか?

佐久間氏:さすがにデスクトップ機だとそれなりの重さはあるのですが、DAIV X9は取っ手やタイヤが突いていて、持ち運びしやすくなるための工夫がされているのが良いですね。テレワークの状況下で、家族がいる中で作業や会議をしなければならないとなると、自宅の中でも持ち運びしやすいという取り回しの良さは魅力だと感じます。

POINT 01
DAIV X9 REVIEW



UE4プロジェクト(炎炎ノ消防隊 弐ノ章のUE4ゲームデータ)を使用し、起動時間およびビルド時間の比較検証を行なった。起動時間は約1/7、ビルド時間は約1/3と、DAIV X9の使用によって圧倒的な時間短縮がなされ、Core i9-10900XとGeForce RTX 2070のパフォーマンスを見せつける結果となった。「起動時間にここまで差が出たのは、おそらくストレージ(SSD)の差だと思います。20GBを超えるファイルを扱うこともあるので、普段からSSDを酷使してしまっているんです」(佐久間氏)

POINT 02
DAIV 5P REVIEW



UE4プロジェクト(炎炎ノ消防隊 弐ノ章EDアニメのUE4シーンデータ)を使用し、起動時間およびシーケンサーによるレンダリング時間の比較検証を行なった。DAIV 5Pはノート機ながら、CPUにはCore i7-10750H、GPUにGeForce GTX 1650を搭載するパワフルなスペックで、起動時間、レンダリング時間のどちらも、デスクトップ機である検証比較PCをはるかに上回る結果を叩き出した。「さすがにデスクトップの方が速いんじゃないかと予想していたので、驚きの結果でした」(小倉氏)

問い合わせ

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