新年あけましておめでとうございます、CGWORLD編集部です。 本年もどうぞよろしくお願いいたします！

さて、本日（2015年1月10日）に、CGWORLD vol.198（2015年2月号）が発売しました！

第1特集では、「コンセプトアートの描き方」と題して、ゲームや映画などの映像コンテンツ制作において、目指すビジュアルを明確化する上で要となる「コンセプトアート」について特集しました。富安健一郎氏率いるINEI（陰翳・インエイ）や、コンセプトワークとモデリングをワンストップで手がけられる体制を構築することで躍進中のModelingCafeなど、第一線で活躍するアーティストたちの作業アプローチについて、作例を下に詳しく解説していきます。

第2特集は、1月17日（土）に全国公開となる映画『アップルシード アルファ』のメイキング特集になります。海外でも多くの熱狂的なファンをもつ士郎正宗原作の傑作SF『アップルシード』。「3Dライブアニメ」と称したアメコミ調のトゥーンシェーディングで表現された過去2作でも監督を務めた荒牧伸志氏率いるSOLA DIGITAL ARTSが、彼らが追求するフォトリアル路線へと、リブートさせた注目作の画づくりをあますところなく取り上げています。

そのほかの特別企画＆連載陣も充実しています。特に、昨秋最新版が発売された、定番エフェクトプラグイン「thinkingParticles 6 レビュー」では、作例動画を公開。米岡 馨氏によるサンプルシーンも無償配布しているので（後述）ぜひチェックしてみてください！　CGWORLD vol.198（2015年2月号）は、全国の書店ならびに、「ワークス オンラインブックストア」 をはじめとするオンラインショップにて絶賛予約受付中です！（CGWORLD編集部）

【CONTENTS】
第1特集　コンセプトアートの描き方
・Basic Concept Art　コンセプトアートのスペシャリストINEIの取り組み
・How to Make　ファンタジーゲームのコンセプトアートを描く　by ModelingCafe
・Case Study 01　手作りクラフトからイマジネーションを広げる独特の手法　by VFX studio LOOPHOLE
・Case Study 02　コンセプトアートから生まれるゲームの世界観　by CyDesignation
・Interview　現場のアーティストに聞く！　丹治 匠／深瀬雄介

第2特集　映画『アップルシード アルファ』
・STAGE01　Pre-Production　アップルシードの世界観をSOLA DIGITAL ARTS流でリブートさせる
・STAGE02　Character　汚れやいびつさに込められた"生身の美しさ"を表現する
・STAGE03　Mechanical＆Props　アップルシード特有のデザインに現代兵器の要素を加える
・STAGE04　Background　前作を超えるボリュームをさらに高品質に仕上げる
・STAGE05　Effects＆Composite　リアリティとエンタメ性を高次元で融合させる
・ROUND-TABLE TALK　日本ならではの画づくりを実践していく

＜Cover Story＞
『DREAMING OLYMPUS』 by SOLA DIGITAL ARTS

＜短期連載＞
・実録コンテンツプロデュース by ベアーズスタジオ　第6回（最終回）：ユーザーとのコミュニケーションで広がりをみせる新たなコンテンツの在り方

＜HOT STUFF＞
・映画『劇場版アイカツ！』
・Macy'sクリスマス街頭映像『Santa's Journey to the Stars』
・thinkingParticles 6 レビュー
・Unityソリューションカンファレンス 2014

連載
・VFXアナトミー　映画『海月姫』
・アニメCGの現場　『テンカイナイト』
・JET STUDIO Effect Lab.　アーク溶接
・Softimage ICE Garden　『未来』
・Houdini Cook Book　「Ice Plant」
・画龍点晴　『ファントム・シープ』
・Digital Video for VFX　「Inter BEE 2014」レポート
・Motion Sack of Stunt Man　 新年につき、二代目三四郎商店メンバー座談会！！
・アニメーションスタイル　フェイシャルアニメーション
・アニメ作画School　レイアウトにおける上手（かみて）と下手（しもて）
・海外で働く日本人アーティスト　 山中有紀子（Method Studios／Systems Administrator）