■ 『SF映画で学ぶインタフェースデザイン―アイデアと想像力を鍛え上げるための141のレッスン』について
最近のSF映画はコンピュータグラフィックスによる特殊効果なしで語ることはできない。また、未来を描いた作品であれば、そこかしこに未来的なインターフェイスが登場する。タッチパネルやヘッドマウントディスプレイなど、現在最新と考えられている技術は、実はほとんどのものが20年ほど前に研究開発されていた。現時点では突拍子もないと考えているSF映画のなかの事象も、数十年後にはあたりまえになっているかもしれない。同書は、『スター・トレック』、『ミッション:インポッシブル』、『マトリックス』など古今東西の膨大なSF映画やTV番組をインタラクションデザイナーの視点から選び出し、最高のインタフェースの実例をSF映画から学び取ること、SF映画のインタフェースを自分の仕事に活かすことを目的としたユニークな一冊だ。
■目次:
セクション1 SFユーザインタフェースの要素
1章 サイエンスフィクションから教訓を学ぶ
2章 機械式コントローラー
3章 ビジュアルインタフェース
4章 立体投影
5章 ジェスチャー
6章 音のインタフェース
7章 脳インタフェース
8章 拡張現実
9章 擬人化
セクション2 SFのインタフェースと人間の活動
10章 通信
11章 学び
12章 医療
13章 性的行為
14章 次は何か流行るの?
付録 レッスンとチャンスの一覧
索引
●基本情報
『SF映画で学ぶインタフェースデザイン アイデアと想像力を鍛え上げるための141のレッスン』
著者:Nathan Shedroff、Christopher Noessel
監訳:安藤幸央
判型:A5判 384ページ
ISBN:978-4-621-08836-4
定価:本体3,456円
発売日:2014年7月発売
■ 関連 URL
・『SF映画で学ぶインタフェースデザイン―アイデアと想像力を鍛え上げるための141のレッスン』
http://pub.maruzen.co.jp/book_magazine/news_event/2014/108836.html
・丸善出版株式会社
http://pub.maruzen.co.jp