どうすれば海外のVFX業界で働くことができるのか? という点をまとめ、そのポイントを解説した『ハリウッドVFX業界就職の手引き2015年度版』が発売された。



■ 『ハリウッドVFX業界就職の手引き2015年度版』について

『ハリウッドVFX業界就職の手引き』は、自らもハリウッドのVFXスタジオで活躍している映像ジャーナリスト鍋 潤太郎氏、そしてバンクーバー(カナダ)在住のVFXコーディネーターの溝口稔和氏が、「海外のVFX業界で働きたい」という希望を持つ読者に向けて、自らの経験と、膨大な取材を基に「どうすれば海外のVFX業界で働くことができるのか?」を体系的にまとめた一冊。同書では米西海岸のみならず、カナダやイギリス、シンガポールなどの現地最新情報に加え、キャリア・プランニング、履歴書の書き方、推奨されるデモリールの構成、面接の対策、就労ビザの基礎知識、海外の学校選び、現地での生活方法、現場で役立つ英語習得情報などの他、レイオフされた場合の対応策にも言及。実践的で役立つ「本物の、生きた情報」を掲載している。また、就労ビザの専門家による監修を受け、アメリカ、カナダのビザ情報&移民法の最新動向を更新。アメリカ合衆国移民法はロサンゼルスの金井京子移民弁護士、またカナダのビザ情報はバンクーバーのABIC移民&ビザ事務所が、それぞれ監修を担当している。2015年度版では、鍋 潤太郎氏による海外VFX業界最新動向に加え、イギリス、シンガポール等の海外で実際に働いている日本人アーティストの方による現地動向等が更新されており、内容の充実が図られている。
●基本情報
書籍版:5,980円
Kindle版:2,980円
●著者紹介
鍋 潤太郎 映像ジャーナリスト/ロサンゼルス在住
雑誌『CGWORLD』にて海外で活躍する日本人アーティストを紹介する好評連載「海外で働く」シリーズを執筆する他、『映像新聞 InterBee Online』、『PRONEWS.jp』などでもハリウッドのビジネス・ニュースをいち早くレポートしている。著書に『ハリウッドVFX業界就職の手引き』、『海外で働く日本人クリエイター』(ボーンデジタル刊)等がある。
溝口 稔和 VFXコーディネーター&プロデューサー/カナダ・バンクーバー在住
慶応義塾大学 文学部を卒業後、1992年に渡米。90年代後半には米国ロサンゼルス、カナダのトロントにおいて、日系CGプロダクションのゼネラル・マネージャー&プロデューサーとしてキャリアをスタート。数々の作品に参加した後、 2011年に映画『はやぶさ 遥かなる帰還』 (2012年2月11日全国ロードショー / 主演:渡辺 謙  監督:瀧本智行 VFXスーパーバイザー:野口光一)において、バンクーバーVFXユニットのVFXコーディネーターを務めた。2012年には経済産業省による平成24年度我が国情報経済社会における基盤整備事業(コンテンツ制作基盤整備事業)調査報告書のコーディネート、執筆を担当。その成果を『海外VFX業界動向BLUEBOOK』でも紹介している。



■ 関連 URL

・『ハリウッドVFX業界就職の手引き』
 http://vfxhollywood.jimdo.com