工学社は、『3D-CGプログラマーのためのクォータニオン入門 [増補版]』を発売した。
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■ 『3D-CGプログラマーのためのクォータニオン入門 [増補版]』について

「クォータニオン」(四元数)は、従来から航空宇宙やロボット工学では使われてきたが、DirectXやOpenGLなど、パソコン用ソフトでもサポートされたため、ゲームなどへの応用が盛んになってきている ただ、「ベクトル」や「行列」とは違い、「クォータニオン」は従来、一般的なものでなかったため適当な参考書がなく、プログラマーは手探りでプログラミングしていた。そこで前著『3D-CGプログラマーのためのクォータニオン入門』では、3DCGプログラマーを対象に、数学、プログラミング(C++)の両面からクォータニオンを解説し、好評を博した。同書はその前著に「群・環・体」や「リー代数」、「束」など、「クォータニオン」を数学的に、より深く知るための内容を追加したものだ。

●目次
第1章 実数・複素数・クォータニオン―数
実数の性質
複素数の性質
クォータニオンの性質
第2章 行列―もうひとつの数
連立線形方程式と行列
行列の性質
直交行列とユニタリ行列
第3章 行列による2次元の回転と内積
2次元ベクトル
内積
2次元ベクトルの回転
第4章 複素数による2次元の回転
位置を表わす複素数
複素数による回転
複素数=対角行列+反対称行列
第5章 行列による3次元の回転と外積
3次元ベクトル
外積
3次元ベクトルの回転
第6章 クォータニオンによる3次元の回転
位置を表わすクォータニオン
クォータニオンによる回転
クォータニオン=対角行列+反エルミート行列
第7章 テンソルとスピノール
テンソル
スピノール
テンソル=スピノール×スピノール
付録
クォータニオンを利用した視点移動
サンプルプログラムの実行方法
補講
本書のダイジェスト
「群・環・体」と「クォータニオン」
リー代数


●基本情報
著者:金谷一朗
発売日:2015年1月16日発売
ページ数:240ページ
定価:2,592円

『3D-CGプログラマーのためのクォータニオン入門 [増補版]』 『3D-CGプログラマーのためのクォータニオン入門 [増補版]』



■ 関連 URL

・『3D-CGプログラマーのためのクォータニオン入門 [増補版]』
 http://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-1873-9
・株式会社工学社
 http://www.kohgakusha.co.jp