南洋理工大学、Math Magic、インペリアル・カレッジ・ロンドンからなる研究チームは6月13日（金）、3Dモデル生成AI「Sparc3D（Sparse Representation and Construction for High-Resolution 3D Shapes Modeling）」を発表した。現在、Webアプリ「Hitem3D」上で1日5回まで無料で生成できる。コードはGitHubで公開される予定。
Sparc3Dは、従来の3Dモデル生成手法の課題である、VAE（Variational AutoEncoder、変分オートエンコーダ）によるメッシュ圧縮後の潜在拡散サンプリング（Latent Diffusion Sampling）によるディテール損失に対処するため、「Sparcubes」と「Sparconv-VAE」という2つの要素を組み合わせた3Dモデル生成技術。
Sparcubes（Sparse Deformable Marching Cubes Representation）は、メッシュのローデータを1024P³から1536P³の高解像度サーフェスに変換する手法。
Sparconv-VAE（Sparse convolutional networks Variational AutoEncoder）は、スパースな畳み込みニューラルネットワーク（sparse convolutional networks）のみで構築された、一貫性ある変分オートエンコーダ。これにより、潜在拡散（Latent Diffusion）を通じて効率的かつロスの少ない高解像度の3Dモデル再構築を実現するという。
■Sparse Representation and Construction for High-Resolution 3D Shapes Modeling(Sparc3D)（プロジェクトページ、英語）
https://lizhihao6.github.io/Sparc3D/
Hitem3Dで1日5回まで無料で生成可能
Sparc3Dの公式Webアプリ「Hitem3D」ではアカウント作成後、1日5回まで無料で生成が行える。また、生成モデルの解像度は「1024P³」と「1536P³」の2種類から選択できる。
■Hitem3D — Inside-Out Precision（Sparc3Dによる3Dモデル生成が行える公式Webアプリ）
https://hitem3d.ai/
CGWORLD関連情報
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https://cgworld.jp/flashnews/01-202506-PartCrafter.html
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https://cgworld.jp/flashnews/01-202506-NVIDIA-PartPacker.html
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