Epic games Japanが、Unreal Engineでの映像制作に焦点をあてた勉強会「UE4 Cinematic Dive Online」を10/16(土)に開催する。
Epic Games Japanのセッションに加えて、グラフィニカならびにIndie-us Games、Black Amber JAPAN, managed by SAFEHOUSE, Inc. が登壇。 実プロジェクトを元にワークフローや表現技術について講演を行う。
参加費・登録共に不要のオンライン開催。

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開催概要

配信日程:2021年10月16(土)
時間:14:00~17:30 予定
会場:オンライン
参加費:無料

【Epic Games Japan】
初心者向けUE4映像制作でのシーケンサーと
Movie Render Queue の使い方

【講演内容】
Unreal Engineでの映像制作向けに、シーケンサーとMovie Render Queueの2つの機能に特化して、使い方を解説。
初心者向けの内容となるので、これからUnreal Engineを学びたい方にも役立つ内容となっている。

【登壇者】
Epic Games Japan、Solution Architect
向井秀哉氏
映像制作やVR、コンフィギュレーターなどのインタラクティブコンテンツ制作などに携わった後にEpic Games Japanに入社。 自動車、映像、建築などのノンゲーム分野でのUnreal Engineの技術的な説明や提案が主なお仕事。

【グラフィニカ × Indie-us Games】
劇場アニメ『HELLO WORLD』"一行瑠璃" のUE4によるセルシェーダー構築フロー


【講演内容】
劇場版アニメーション『HELLO WORLD』のヒロイン"一行瑠璃"をUE4上で再現する為に行なった、一連の構築フローを、以下の項目で紹介。
・全体のワークフロー
・ラインの開発要項と今後の展望
・パラ掛けツールとポストフィニッシャーの仕事

【登壇者】
グラフィニカ 京都スタジオ 代表/RTR開発室 室長
小宮彬広氏
1984年生まれ。 東京でCGデザイナーとして、アニメ、特撮、ゲーム、映画、CMなど、様々なCGを手掛ける。 2017年グラフィニカ京都支社を立ち上げ、スタジオ代表に就任。 本年よりRTR開発室室長を兼任。 「ガールズ&パンツァー最終章」第2話ではUE4のパイプラインTDを務める。


グラフィニカ RTR映像制作室 プロデューサー
森口博史氏
TVアニメの制作進行とゲームやOVAの映像制作管理を通して、アニメーターやアーティストのスタジオマネージャーを経験。2014年よりアニメーションプロデューサーを務める。
アニメーションプロデューサー作品:『楽園追放-Expelled from Paradise-』、『十二大戦』、『HELLO WORLD』


グラフィニカ(株式会社ヒマワリスタジオ所属) RTR開発室 テクニカルアーティスト 福岡北斗氏 フリーランスとしてmayaやhoudiniを使用したプリレンダリングのエフェクト制作を経験した後 ゲーム会社で本格的にUE4を使用した映像開発に携わる。 現在はプリレンダリングとリアルタイムを融和させた新たなワークフロー考案の為、日々勉強中。

グラフィニカ 3DCG部 テクニカルアーティスト
酒井邦博氏 テクニカルアーティスト。2000年からゲーム開発などに携わり、幾つかのスタジオなどを経て2017年からグラフィニカに所属。 『HELLO WORLD』ではツール・アプリ開発などを担当。 現在はBlenderやUnrealEngineなどの研究,開発などを行っています。ランニングが趣味。フルベストは3:18:54。

Indie-us Games、代表取締役社長
中村匡彦氏
Unreal Engine専門スタジオIndie-us Games代表。 ゲーム会社からフリーランスを経てIndie-us Gamesを起業。 その後もゲーム、映像、建築、製造、VR、バーチャルライブなどの案件をこなしつつ、今後は自社だけでゲーム開発もできるようにすべく毎日忙しく楽しく過ごしている。


グラフィニカ VFX部 演出
堀内 隆氏
アニメ撮影、編集を経て、セルアニメから実写VFXまで、映像演出全般に携わっている。
最近のディレクション:TVアニメ「Vivy -Fluorite Eye's Song- 」OP、CM「CIVIC × EVANGELION コラボレーション」

【Black Amber JAPAN (SAFEHOUSE)】
Creating the Dreamworld


【講演内容】
4K/60FPSによる次世代のゲームプロジェクトとして開発を進めている「Zenobia」のシネマティックムービー、「Zenobia - The Dreamworld」の制作解説。
シネマティック制作に用いたリアルタイムレイトレーシング技術やモーキャプ技術の紹介・説明を行う。

【登壇者】
Black Amber JAPAN, managed by SAFEHOUSE, Inc.、ディレクター
Erasmus Brosdau氏
世界初のVRベンチマークとなる『Skyharbor』を始め、多くの作品でディレクターを務める。
リアルタイムレンダリングによる映像制作では、シネマティック制作技法に世界中が注目。
コンセプトからモデル制作、ディレクションと制作にかかる全てを一人で行い、作品の評価だけでなく、技術力にも高い評価を得る。