合同会社DMM.comはVR空間におけるインターフェイスを最適化することを目的として、国立大学法人 東京大学 連携研究機構 バーチャルリアリティ教育研究センター(以下、VRセンター)と共同研究を開始した。
詳細はこちら。
■共同研究の概要
DMMでは2018年よりVR研究室を設置し、VR領域を始めとしたxR領域におけるリサーチと開発を行なっており、VRシューティングゲーム『BOW MAN』などをリリースしてきた。VRセンターでは、VR分野を担う人材の育成と、VRを活用した教育システムの普及を目的とし、人間の知覚と心理についての基礎研究やハプティクス、ネットワーク、センシングなどVRの要素技術研究、VR応用システムおよび、VRアプリケーションのユーザーインターフェイスなどの研究開発も行なっている。今回の共同研究のテーマは、「VRシステムの評価及び最適化手法の提案」を予定している。共同研究では、DMM VR研究室が有するVRシューティングゲーム『BOW MAN』などのVRサービスでのデータ解析を行なった上で、VRセンターとの連携により、インプット方式やアバタの表示など、VR空間におけるユーザーインターフェイスへの習熟・没入度などに着目し、科学的に定量解析・評価するための手法を確立することによりVR空間のユーザーインターフェイスの最適化が期待できる。今後、DMMでは今回の研究を踏まえ、新しいVR体験の開発に努めていくという。
■DMM VR研究室について
VR研究室は2018年12月よりDMM.comテクノロジー本部のR&D部門として発足されたDMMのVR専門チーム。CTOの直下で、ハイプレゼンスなVR領域をはじめとしたxR領域におけるリサーチとVRゲーム開発を行なっている。今回のVRセンターとの共同研究にあたっては、DMMとしてもアカデミック領域への貢献を行うことで、今後益々需要が高まると予想されるVRシーンを盛り上げていきたいという想いから立ち上げられた。
■東京大学 連携研究機構 バーチャルリアリティ教育研究センター(VRセンター)について
バーチャルリアリティ教育研究センター、略してVRセンターは、東京大学の連携研究機構として2018年に設置された組織であり、東京大学におけるVR研究における国際的なイニシアティブを確立するとともに、先端技術の普及と、VRを活用した先進的教育システムの導入を推進することを目的としている。