マルチプラットフォーム向け統合開発環境「Unity」を提供するユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社は、建築・建設向けに同社オフィスを再現したデモコンテンツ「Unity Japan Office プロジェクト」を無償でリリースした。
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■概要

同デモコンテンツは、Unityの最新技術を駆使して制作したフォトリアリスティックな建築ビジュアライゼーションコンテンツであり、同社オフィスをデジタルで忠実に再現している。様々なパラメーターをリアルタイムで変更させ、内装デザインパターンの可視化、調光や反射のシミュレーションをすることが可能となっている。

企画意図
建築・建設業界においてデザインビジュアライゼーションは見た人を驚かせるだけでなく、建築デザイン表現を可能な限り相手に伝えて合意形成に役立てる効果がある。インタラクティブコンテンツを制作できるUnityを設計段階から導入することにより、クリエイターはデザインの承認プロセス全体を通じて、リアルタイムでテスト、設定変更、意思決定を迅速に行うことができるようになる。そこで実証プロジェクトとして、建築の3D設計ツールとして標準的に活用されているRevitや、建設分野で広く使用されている点群データを活用し、Unity上で実現できる建築ビジュアライゼーションのプロジェクトを株式会社積木製作とともに制作した。

今後の計画
同プロジェクトでは今回リリースしたデモコンテンツだけでなく、Unityプロジェクトデータ、BIMデータ、点群データも近日中に公開を予定している。

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