AR(拡張現実)とモーショングラフィックスを使った作品を楽しむことができるアプリ「WOW AR」が公開された。
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■概要
「WOW AR」は、AR(拡張現実)とWOWが得意とするモーショングラフィックスを使った作品を楽しむことができるアプリ。あらゆる環境をアートインスタレーション化することを目標としている。同アプリでは、拡張現実空間に現れるモーショングラフィックスを、写真とビデオで撮影することが可能。自由な時間や場所で、「WOW AR」アプリを楽しむことができる。第一弾リリースでは、モーショングラフィックス3作品を公開した。
1:EVERYDAY
日常的なモチーフを非日常的なアニメーションやダイナミクスで演出。さらにAR上で現実と重ねて鑑賞することで、現実と非現実が混在し、境界が曖昧になった風景をつくり出す。
2:Betweener
現実と仮想の間を踊るダンサー。現実世界とネット上の仮想世界をシームレスに行き交い、楽しむ昨今のデジタルネイティブな人々を表現。
3:Loop of Life
アニメーションの祖先とも言われる、フェナキストスコープ。最古の技術と現代の技術を組み合わせ、どの時代でも変わらず繰り返される、さまざまな生命の活動を描いた作品。
※iOS版(無料)のみの公開。Android版の公開は現在未定。
■WOW AR Art Platform 制作プロジェクトを開始
あARを使うことで、これまで実施が困難だった場所でアートを展示したり、ライブイベントやプロモーションを開催することが可能になってきた。また、そこにIT(Information Technology)を連携することで、コンテンツを多人数で同時に体験することも可能になってきている。WOWは、まだ法的なルールの定まっていない拡張現実空間での表現や、体験に未知の可能性を感じ、新たに実験的なARプロジェクトを開始した。