デザインコンサルティングのトリニティは、研究開発、新規授業開発、知財などのプロフェッショナル人材のための「デザイン思考導入ワークショップサービス」をスタートした。
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■概要
VUCA(※)の時代と言われて久しく、すでに目に見えている課題にそのまま応えるだけで価値を生む時代は終わり、過去には専門領域を中心に活動することが強く求められた領域(研究者、技術者、知財)においても領域を超えた横断的で未来志向の考え方を基に、新しい価値を生み出す力を身につけることが必須になってきている。専門性+領域横断を前提に業務を進める新規事業開発という職業も生まれ、新しいものを生み出すためには、"ユーザー価値は何か"を中心に、領域を横断しながら課題解決していく力が必要となった。
VUCA:Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つのキーワードの頭文字から取った言葉で、現代の経営環境や個人のキャリアを取り巻く状況を表現するキーワードとして使われている
デザイン思考は、このユーザー価値は何かを掘り下げることのできるメソッドとして注目を浴びたが、デザイン思考を実践しても人や組織の体質が変えられないという声や、アイデアが製品化に繋がらない、ゴールが見えず実践から効果まで時間がかかる、周囲から成果が出ないといわれる、マーケット規模が見えず製品も売れないなど、チャレンジしてみたがうまくいかなかったという人も多いようだ。そこで同社は、デザイン思考はデザイナーだけが必要なものではなく、これから社会に新しい価値を生んでいきたいと願う研究者や技術者、経営者、ビジネスパーソンなど、あらゆる分野を超えた、この先に生きる人々が身につけるべき必須教養科目だと宣言。また、トリニティのプロジェクトの積み重ねの中で、各専門領域にカスタマイズされたデザイン思考が必要とされていることもわかってきたため、各専門領域のプロフェッショナル人材に合わせたデザイン思考プログラムを開発、リリースすることとなった。
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