株式会社魔法アプリは不安症に有効な曝露療法が、安全に実施することが難しい課題と、病院で実施することが難しい問題をVR技術で解決するため、VR曝露療法支援ソフトウェアVirtual Reality Exposure Systemを開発した。今回、体験会の開催のため、クラウドファンディングプロジェクトを実行する。同社は体験会を通じて多くの意見のフィードバックを通じさらにより良い曝露療法システムの開発を目指すという。
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■概要

「不安症の方々に安全な環境下で実施できるVR曝露療法を提供することで、不安症に苦しんでいる方の助けになりたい」。株式会社魔法アプリは、その思いから不安症に特化したVR曝露療法支援ソフトウェアVirtual Reality Exposure Systemを開発した。

Virutal Reality Exposure Systemイメージ動画

曝露療法とは
不安症の治療の最終段階には不安の原因へ慣れることが必要であるため、寛解には曝露療法が必要だ。曝露療法は、心理療法における認知行動療法の技法の1つであり、不安症罹患者が不安と恐怖を克服するため、苦手とする環境に安全な状況で対面し、20~30分以上曝露(Exposure)することで克服に至る治療。曝露療法は様々な研究により不安症の治療として有効であることが示されている。しかしながら、基本的に曝露療法は病院で実施することができない。理由として、カウンセリングルームで特定の空間や、乗り物、環境を体験することは難しく、現在ではVRを用いることで治療に活用されている。

■体験会の開催概要

開催日時:2020年10月17日、18日
開催時間:1部13:00~15:00 2部16:00~18:00
開催場所:品川区内
参加方法:クラウドファンディングReadyforプロジェクトページを参照