Animation Aidが、アニメーションの基礎から海外に通用する高い技術と知識を学ぶことが出来る、3DCGアニメーションに特化したオンラインアニメーションスクール「ANIMATION AID」を2016年1月から開始する。日本の3DCGアニメーターのレベル向上と、海外で活躍出来る人材の育成を目指している。

講義中心の「Lecture&Demo」と、課題の添削が中心の「Animation Review」の2種類のコース構成で、1月、5月、9月始まりの3学期制。海外のアニメーションスタジオで活躍する現役アニメーターを講師として迎え、実際の現場で使われている技術や知識を指導するだけでなく、スタジオ情報や海外生活、就職活動のコツなどもアドバイスする。

ライブクラスは少人数制で授業は毎回録画されるので、欠席した場合やわからなかった所などを繰り返し復習することがきる。また、現場で実際に使う英語表現やアニメーション用語も授業を通して習うことができ、ResumeやCover letterの添削サービスも予定しているとのこと。

クラスでは、業界標準ソフトウェアAutodesk Mayaを使用し、アニメーションに必要な基本機能から作業効率を上げるスクリプトなどを紹介。LongWinterStudioのBasicリグとFeature Animationレベルのリグを2体使用可能にする予定。また、Animation Aid公認のフリーリグの使用も可能だ。

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■講師

・藤原淳雄(シニアアニメーター)
大阪府出身のシニアアニメーター。 東京で3DCGデザイナーとしてキャリアを開始。4年後の2006年よりカナダに移住し、CM、TVシリーズ、ゲーム、映画など様々なジャンルと複数の会社で経験を積む。現在はSony Pictures Imageworksに所属。

・若杉 遼(アニメーター)
2012年にサンフランシスコの美術大学AAUを卒業後、PixarAnimationStudiosにてアニメーターとしてキャリアを始める。2015年よりアメリカサンフランシスコからバンクーバーに移り、現在はSony Pictures Imageworksに所属。

■WORKSHOPS

講義中心の「Lecture&Demo」と課題の添削が中心の「Animation Review」の2種類のコース構成で、1月、5月、9月始まりの3学期制。

・「PREP CLASS」(FREE)
Mayaの基礎からバウンシングボールまでを学ぶ。

このクラスは、業界標準ソフトウェアのAutodesk Mayaの基本操作や、アニメーターが使用する機能を学ぶことができるフリービデオクラス。ビデオ後半では、アニメーションの基礎であるバウンシングボールも学べ、はじめてMayaを使用する人や、アニメーション初心者にとっても基礎から段階的に勉強できる構成になっている。また、全てのクラスの申込みでデモリールの提出が必須となる。このコースの課題(バウンシングボール)の提出が「Lecture&Demo Class1」の応募資格になる。
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・「LECTURE&DEMO」(初級・中級コース)
アニメーションの基礎からのハイレベルなショットメークとワークフローを勉強する。

このコースは、アニメーションの技術に関するレクチャーと、Mayaを使ってのデモがメインとなる初級・中級コース。基礎からワークフロー、ハイクオリティなショット制作方法など、アニメーションの知識や見解を広げるのがクラスの目的となる。毎週の課題をこなすことで技術の理解をさらに深める。
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・「ANIMATION REVIEW」(上級コース)
課題を通じてアドバンステクニックとスキルを身に付け、海外で通用するデモリールショットを制作する。

このコースは現役のアニメーターによるアニメーションのフィードバックがメインとなる上級コース。毎週ショットの進捗を提出し、フィードバックを通じて海外に通用するハイクオリティなアクティングショット制作方法を学ぶ。最終的にデモリールに入れられるショットを完成させることが目標。
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・その他イベントなど
海外で活躍するアーティストをゲストに、インタビューやセミナーを予定している。

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