Stratasysは、最大46色の色鮮やかなマルチマテリアルのモデルを造形することができるマルチカラー&マルチマテリアル3Dプリンタ「Objet500 Connex3」の販売を開始した。
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■ 「Objet500 Connex3」の特長

●鮮やかな色
「Objet500 Connex3」では、1つのプロトタイプに、漆黒からレモン色やショッキングマゼンタまでの最大46色の鮮やかな色、および数百種類の美しいブレンドされた色合いを使用することができる。
●無数のマテリアル
マルチマテリアルによるオプションが増えたことで、実物に近いプロトタイプを作成することが可能になった。例えば「Objet500 Connex3」を使えば、硬質部分、ゴム状の部分、クリアな部分を1つのモデルで作成することができ、数百もの複合マテリアルを3Dプリンタ内でそのまま混ぜ合わせることができる。消費者向け製品といった基準の厳しい製品でも、必要な特性を厳密に備えたプロトタイプをプリントすることができる。また、PolyJetフォトポリマー、デジタルABS、そして希望する別のマテリアルを組み合わせて使える「Objet500 Connex3」では、この機能により、硬質と軟質の部品を持つプロトタイプやオーバーモールド成形の強度をさらにアップすることができるだけでなく、クリアなデジタルABSの特徴を1つのビルドに組み込むことが可能だ。
●混合されたデジタルABS
6つの複合マテリアルは、デジタルABSとゴム上のマテリアルを混ぜ合わせ、優れた耐久性を持つ様々なショアA値を実現している。

「Connex」のマルチマテリアル3Dプリントは、2種のベース樹脂から幅広いデジタルマテリアルを常にオンザフライで作成してきた。デザイナーは長年に渡り、ひとつのモデルで軟質マテリアルと硬質マテリアルを混合してさまざまなショアA値を実現したり、不透明マテリアルとクリアマテリアルを組み合わせてさまざまな半透明マテリアルを作成することに成功してきたが、「Objet500 Connex3」ではさらに、最大使用可能ベース樹脂数が3つとなり、色の選択肢も大幅に増えている。