インフォマティクスは、同社が開発・販売する建築分野向けAR/VRシステム「GyroEye(ジャイロアイ)」シリーズの新製品ラインナップとして、Microsoft HoloLens対応版アプリケーション「GyroEye Holo(ジャイロアイ ホロ)※仮称」および、インターネット経由でHoloLensと連携し社内外での情報共有を可能にするクラウド型コンテンツ管理アプリケーション「GyroEye CMS(ジャイロアイ シーエムエス)※仮称」の販売を開始することを発表した。「GyroEye Holo」は、建築現場などで設計図面をホログラムとして実寸で現実世界に投影し、様々な検証を視覚的に支援。「GyroEye CMS」は、「GyroEye Holo」で使用するデータをクラウド上で管理できるシステムで、オフィスにいる設計者と現場とのコンテンツの受け渡しのサポートやデータ管理をクラウド上で行う。同製品の発売は、2017年夏頃を予定している。
詳細はこちら

■「GyroEye Holo」について

概要
・Microsoft HoloLensに対応したアプリケーション
・1分の1スケールの図面をホログラムとして実寸で現実世界に投影
・PCやスマートフォン、タブレット端末との接続は不要
対応データ
・2次元図面(DXFデータ)のインポートを予定
・今後、3次元データのインポートも予定
リリース時期
・2017年夏頃を予定(GyroEyeデータコンバータのオプションとして)
・Windowsストアにて夏頃リリース予定
用途
建築墨出し、完成チェック、保守メンテナンスなど
特許出願中
「GyroEye Holo」の技術は、現在特許出願中

■「GyroEye CMS」について

「GyroEye CMS」は、「GyroEye Holo」で表示する図面などの情報をクラウド上で管理できるコンテンツマネジメントシステム。「GyroEye Holo」と同時リリースを予定している。

概要
・インターネット経由でMicrosoft HoloLensと連携し、社内外での情報共有を可能にするクラウド型コンテンツ管理アプリケーション
・データへのアクセスは、ID/パスワード/専用ログインによるセキュアな環境を確保
・GyroEye Holoのほか、GyroEyeビューワへの対応も予定
リリース時期
・2017年夏頃リリース
用途
事務所内で作成したデータを、現場担当にクラウド経由で送り、双方で情報共有しながら作業を進めるなど